こんにちは、えーきちです。
今回はカンクンエリアでは1,2を争うほどの人気観光スポット「グランセノーテ」について、まとめていきたいと思います。
これからメキシコへ渡る予定の方もすでにメキシコで楽しんでいる方も、1度は訪れることをオススメする場所ですので、概要やグランセノーテの楽しみ方、行き方やツアー情報などをお届けできればと思います。
それではいきましょう。
目次
グランセノーテ概要
そもそもセノーテって?
主にユカタン半島に見られる、陥没した穴に水が溜まっていくことで出来る泉のこと。ユカタン半島には大小含めて数千のセノーテがあると言われています。
そのセノーテの中でも日本人に一番の知名度および人気を誇るのが「グランセノーテ」です。
その見た目は洞窟とそこに溜まるただの水のようですが、実際に行ってみるとお分かり頂ける(写真を見ても分かります)と思いますが、信じられないほど透き通った水の青さが非常に神秘的です。
他のセノーテと比べてもさらに透き通っていてキレイなため、グランセノーテは最も人気のあるセノーテの一つとなっています。
カンクンからもグランセノーテ行きのツアーが多く出ており、他のセノーテと比較してもグランセノーテが推されていると言えます。
他のセノーテと比べて
他のセノーテと比べて、グランセノーテが人気な理由は上記に挙げた透明度の高い水のキレイさが一番に挙がります。
個人的に考える他の理由としては、観光客に向いたセノーテだからという理由もあると思います。
ユカタン半島には数多くのセノーテがある中で、そのほとんどは整備があまりされていないセノーテです。
野ざらしという訳ではないですが、ダイバーや地元民が自分達が安全に潜れるように整備された程度など。
観光で紹介されるセノーテはどこも整備がされていますが、そういった意味では特段キレイで整備されているグランセノーテが、旅行会社としても紹介しやすくプロモーションがしやすいなどの理由があるのかなと思います。
グランセノーテの場所・行き方
まずはグランセノーテの場所を紹介していきます。
【グランセノーテ】
住所:6GWP+J8 トゥルム, メキシコ キンタナ・ロー
グランセノーテですが、実は一番近い街は「トゥルム」です。
カンクンから向かう方が多いですが、トゥルムから向かうのが実は一番早い方法です。
ですので、どちらの行き方も紹介していきます。
トゥルムからグランセノーテへの行き方
トゥルムからグランセノーテへ向かう方法は以下3つです。ちなみにトゥルムはトゥルムバスターミナル出発を想定しています。
- 徒歩
- 自動車
- タクシー
このような感じです。実はトゥルムのバスターミナルからグランセノーテまでは割と近く、およそ5kmしかありません。
各乗り物を利用した場合での想定料金と所要時間は以下の通りです。
想定料金 | 所要時間 | |
徒歩 | 0円 | 約1時間 |
自転車 | 約400円 | 約15分 |
タクシー | 約~500円 | 約8分 |
時間がある方は徒歩が安上がりです。自転車とタクシーに関してはそこまで値段差はないので、どちらを選択されても良いかと思います。
各乗り物の状況別の選択例もご参考程度に。
【徒歩】→時間がたっぷりある方
【自転車】→セノーテ以外も見て周りたい方
【タクシー】→4人以上の複数人で向かう方々
グランセノーテまでの地図
タクシーの場合は問題ないですが、徒歩と自転車でグランセノーテへ向かう方向けにグランセノーテまでの地図(ルート)をご紹介します。
まずは、いずれの乗り物も下記のルートを通ってトゥルムへ向かいます。
※Googleマップ参照
これを以下に写真で説明していきます。
まずはADOのバスターミナルから出発します。以下の写真の右側方向へ真っ直ぐ進みます。
途中で見えてくるガソリンスタンドも越えてただひたすら真っ直ぐです。
するとこのような風景が見えてきます。これが見えたら左折しましょう(その際に反対車線に渡っておくと良いです。)そして真っ直ぐです。
途中で別のセノーテ(セノーテカラベラ)を通過します。ここはグランセノーテではないので、間違えないようにしてください。
進み続けるとグランセノーテに到着です。真ん中が入場門になっています。
※上記写真いずれもGoogleマップ参照
カンクンからグランセノーテへの行き方
続いてカンクンからの行き方ですが、まずはトゥルムまで行く必要があります。トゥルムまではバスで行くのが無難です。
コレクティボで行くことも可能ですが、乗り継ぎが必要なのでここではバスでの行き方を紹介していきます。
まずはカンクンのADOバス乗り場へ向かいましょう。
【カンクンADOバス乗り場】
住所:Pino Lote 1 y 2, Supermanzana 23, 23, 77500 Cancún, Q.R., メキシコ
こちらの乗り場から、トゥルム行きは早朝5時台~夜22時台まで一日に30本近くのバスが出ています。
チケット料金ですが、乗車時間によって大きく異なります。
通常料金:160~180ペソ程(日本円:約800~900円)
セール料金:80ペソ程(日本円:約400円)
一日に何度かセール料金適用となる便が出ていますので、それに合わせて行かれるのも良いでしょう。
詳しくはADO乗り場での確認もしくはADOバス公式WEBサイトにてご確認ください。
トゥルムに到着しましたら、先ほどのトゥルム→グランセノーテの行き方でグランセノーテに到着できます。
グランセノーテの営業時間および料金
営業時間に関して
毎日8:00~16:45(最終入場時間は16:15です)
利用料金に関して
入場:180ペソ(日本円:約900円)
以下はオプションとして借りることができます。
- シュノーケリングゴーグル:80ペソ(日本円:約400円)
- ロッカー利用:30ペソ(日本円:約150円)
- ライフジャケット:50ペソ(日本円:約250円)
シュノーケリングゴーグルは、トゥルムの街の至る所で同料金にてレンタルすることができます。
基本的に1日中使えますので、街で借りてしまうのがオススメ。
ロッカーに関しては、使用してもしなくてもどちらでも良いと思います。心配な方は使うと良いでしょう。
ライフジャケットに関しては泳ぎが苦手な方は使用すると良いです。洞窟内はロープが張られているので掴まりながら奥に進んでいくことができますので、泳ぎが苦手な方以外は必要ないかと思います。ただし水中内は水深が深いので、怖い方も用意しておくと良いです。
グランセノーテの楽しみ方
グランセノーテの魅力はあの透き通った青い水、光のカーテン、水中の動植物や景色など、いわゆる「水の中」にあります。
グランセノーテを楽しむ方法はこうした「水中」での体験をすること。
そのためには「ダイビング」と「シュノーケリング」が最適です。
他のセノーテ以上に良い体験ができると思いますので、この2つでの楽しみ方を紹介していきます。
ダイビングで楽しむ
まずダイビングに関して2種類あります。
・体験ダイビング
・ファンダイビング
「体験ダイビング」というのが初心者向けのダイビングなのですが、残念ながらグランセノーテでは体験ダイビングを行うことができません。
グランセノーテの入り組んだ水中の構造上、日本の代理店はもちろん現地代理店でも「洞窟ダイブの経験のある人のみ」や「数十回ダイブ経験のある人のみ」などの制限がされています。
ですので、グランセノーテでダイビングを行うにはライセンス取得がまず最低条件となります。
「ライセンスを取ってグランセノーテダイビングを楽しみたい!」という方は以下の記事をご参考ください。
続きを見る
参考カンクンでダイビングのライセンスを取得する方法!
次に「ファンダイビング」というのが、通常のライセンスを所持している方向けのダイビングとなります。
ですが、残念ながらグランセノーテでは通常のライセンスだけではダイビングを行うのが難しいようです。
グランセノーテでは、「カバーンダイバー」(テクニカルダイビングスキル保持者)のダイビングが推奨されています。
ですが、以下の代理店ではグランセノーテでのファンダイビングを行っているようです。ダイビングライセンスは必須ですが、カバーンダイビング講習を受けていなくても参加可能の可能性もあります。
【Studio Maya cancun】グランセノーテファンダイビングツアー
※こちら店舗へご自身でご確認をお願いいたします。
シュノーケリングで楽しむ
グランセノーテでは観光客の多くがシュノーケリングを楽しんでいます。
先ほど述べていた通り、水中での体験がグランセノーテの醍醐味です。ですので、シュノーケリングで水中体験を行っていきましょう。
楽しむ方法
水中での体験「光のカーテン」「水中の動植物」「水中の景色」を見るのには、シュノーケリングでの潜水が必要です。
水中へ潜水する方法として、「ジャックナイフ」があります。ジャックナイフとは水中へダイブする手法のことで、これが身に着くと水中のキレイな景色を見るのが容易になります、
ジャックナイフの方法は
step
1水面にうつぶせの状態で浮きます。
step
2上体を90度曲げて、水中へで入水していきます。
step
390度しっかり曲がると体が沈んでいきます。併せて足も垂直方向へ
これで水中へ入水できます、最初は難しいですが慣れてくると誰でもできるようになります。
その後は水中の景色を楽しみましょう。
水の中へ入ったら、まずは光のカーテンを。
光のカーテンって?
光のカーテンとは、水中へ差し込む光のこと。透明度の高いセノーテだからこそ、差し込む光がカーテンのように見えます。
光のカーテンが見えたら周りを見渡してみましょう。カラフルな魚やキレイな植物を目にすることができます。
また、水の外側でも洞窟を見てみましょう。奥へ進むことができ、まるでマンガのような景色を楽しむことができます。
このようにグランセノーテを楽しんで見てください。
オススメの訪問時間帯
グランセノーテを楽しむにはオススメの訪問時間帯があります。それは早朝(朝8時)です。
というのもこれだけ知名度の高いセノーテですので、遅い時間帯に行くと他の観光客の入水後という事もあり水が濁って見えます。せっかくの光にカーテンも荒れた水面により見えない可能性があります。
その点、朝の時間帯に行くとまだ誰も入水していないことから、水面が荒れておらず光のカーテンも鮮やかに映ります。
ですので、朝の時間帯での訪問がオススメです。
必要な準備物
グランセノーテへ訪れるにあたって、以下の物を準備しておくと便利です。
- 水着
- タオル
- シュノーケルグッズ
- 水中カメラ(もしくは防水仕様のスマホ)
- 飲み物類
水着は言うまでもありません、着替えも可能ですが荷物が多いとやや面倒なので事前に着ておくことを推奨します。
タオルに関しては、気温が高いと10~20分もあれば体は乾きますが、あると何かと便利かと思います。
シュノーケリンググッズはシュノーケリングを行う方は用意しておきましょう。
水中カメラに関しては水中で写真を撮る方に推奨です。スマホの場合でも防水カバーがカンクンのお土産屋で購入可能ですが、高いです(約1,000円程)ので、可能であれば日本から持参すると良いでしょう。
飲み物類に関しても持参がオススメです。グランセノーテの敷地内にコンビニのようなお店が1軒ありますが、料金が少し高いです。ですので飲み物類は持参が良いでしょう。
グランセノーテのツアー情報
グランセノーテのツアーを紹介していきます。個人で行くのが大変な方はツアーを利用して行くのも良いでしょう。グランセノーテツアーに関しては基本的に2パターンのツアーがあります。
・グランセノーテ半日ツアー
・グランセノーテ+他観光地ツアー
それでは順番に紹介していきます。
グランセノーテ半日ツアー
まずはグランセノーテ半日ツアーです。
ベルトラ | |
所要時間 | 約6時間 |
最安料金 | 14,268円~ |
送迎 | あり |
食事 | なし |
ガイド | 日本語 |
含む事 | ・入場料 ・シュノーケル関連グッズ貸し出し |
その他 | ・チップは実費 ・チップ・水中カメラ込みのプランあり |
※料金は変動します。
以前は多くの会社でグランセノーテ半日プランがありましたが、現在確認できるのはベルトラのみです。
それでも本プランは非常に良いツアープランとなっています。ツアー料金も安く充実した内容となっています。
これまでの利用者数も多く、口コミ平均評価も2022年時点で4.63(5段階中)と高いため安心できます。
ですので、個人的にオススメになります。
以下がベルトラツアーの簡単なスケジュールになります。
スケジュール
6時30分頃 ホテル出発
↓
08:10 グランセノーテ到着
↓
09:20 グランセノーテ出発
↓
11:00 カンクンホテル到着・解散
早朝出発し、朝一の8時にグランセノーテへ到着します。つまり一番キレイな状態のグランセノーテを楽しむことができます。
ウェットスーツやシュノーケルグッズに関しては貸してもらえますので、面倒な手続きもなくグランセノーテを満喫できます。
詳しくは以下よりご確認ください。
グランセノーテ+他観光地ツアー
「せっかくなら他の観光地もついでに行きたい」
という方にはオススメなのが「グランセノーテ+他観光地」のプランです。実に様々な場所へ+αで行けるのですが、今回は「行き先が1日使って観光した方が良い場所を含まない、かつ早朝グランセノーテから始まる」プランを紹介します。
グランセノーテ&トゥルム遺跡・ プラヤ・デル・カルメン散策付き!
こちらはグランセノーテに加えて、人気観光地の「トゥルム遺跡」と小カンクンである「プラヤ・デル・カルメン」を散策するツアーです。
両者ともに映えスポットでもあり、プラヤ・デル・カルメンではお土産巡りに最適です。
スケジュールは以下になります。
スケジュール
7:00~7:30 ホテル出発
↓
09:30 グランセノーテ到着(シュノーケル1時間)
↓
11:30 トゥルム遺跡(約1時間半)
↓
13:30 昼食
↓
15:30 プラヤ・デル・カルメン散策(約1時間)
↓
16:30 出発
↓
18:00 ホテル到着
少しかけあしではありますが、カンクンの名観光地を満喫できるプランとなっています。
詳しくは以下よりご確認ください。
まとめ
以上になります。
グランセノーテの神秘的な美しさは写真で見るのと実際の目で見るのとでは、やはり違います。
訪問時間帯によっても見え方が変わってきますので、ぜひベストな時間帯での訪問をしてみてください。
ツアーを使わなくても、個人でも十分行きやすい場所にあるので、カンクンを訪れる予定の方はぜひグランセノーテも予定に組み込んでみてください。
また、その他のオススメセノーテに関しても以下記事にまとめていますので、ぜひご参照ください。
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それでは、また。