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【2023年9月】最安の音声通話SIMはこれ!23社比較で決定

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最安の音声通話SIMはこれ!23社比較で決定

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こんにちは、えーきちです。

 

悩む人
安く使える音声通話SIMを探してるんだけどどれが良いのかな?

 

こんな疑問にお答えしていきます。

 

この記事で分かる事

  1. 音声通話SIMの選び方が分かる
  2. 格安で使える音声通話SIMが分かる
  3. おすすめの音声通話SIMが分かる
  4. 音声通話SIMの契約や乗り換え手順が分かる

となっています。

 

日常使いのスマホとは別に通話専用のサブ回線や、音声通話付きで安いSIMを探してる人もいるのではないでしょうか?格安で利用するとなるとMVNO(格安SIM)が最適ですが、種類が多くどれが良いのかも分かりづらいですよね。

本記事では音声通話SIM23社を比較し、「最安」や「おすすめ」の音声通話SIMをまとめました。

後半では実際の契約手順や乗り換え手順もまとめていますので、音声通話SIMを探している方はぜひご参照ください。

 

それでは、早速見ていきましょう!

 

音声通話SIMとは何か?

音声通話SIMとは「携帯電話回線」を利用して、通話ができるSIMのことです。簡単に言えば「電話機能を持ったSIM」と言えます。

音声通話SIMは「通話SIM」「音声付きSIM」「音声対応SIM」など様々な呼び方がありますが、いずれも同じ意味です。(ただ各社の呼び方が違うだけです。)

格安SIMの中に」「は「データ通信SIM」「データ+SMS付きSIM」などがありますが、これらは音声通話SIMではないので注意しましょう。

 

音声通話SIMはホントに必要?

電話機能が付いているSIMなので電話をする方には必須に思えますが、必ずしも音声通話SIMじゃなくてもOKな方もいます。

日頃IP電話やアプリでの通話しか行わない方は、音声通話SIMを選ぶ必要はありません。

IP電話やアプリ通話はインターネットプロバイダを使う電話となるので、「データ通信のみのSIM」で問題ありません。

 

しかしIP電話やアプリ通話ではできないこともあるので、下記に音声通話SIMとIP電話等の違いをまとめます。

IP電話 音声通話SIM
発行元 インターネットプロバイダ 携帯電話会社
電話番号形式 「050」番号 「070」「080」「090」番号
通話相手 IP電話利用者 携帯・固定・IP電話すべて
緊急通報 不可 可能

携帯番号への架電や緊急通報(110番など)は音声通話SIMでないとかけられないので、その必要有無で判断すると良いでしょう。

 

音声通話SIMを選ぶ際に確認すべきポイント4つ

続いて音声通話SIMを選ぶ際に確認すべきポイントを4つ紹介します。

・かけ放題プランの内容はどうか
・格安の低容量プランがあるか
・従量制の通話料が安いか
・標準搭載の通話アプリで安く通話できるか

順番に解説していきます。

 

かけ放題プランの内容はどうか

現在ではほぼ全ての格安SIMにかけ放題がプランが付いていますが、格安SIMによってかけ放題プランの内容は異なります。

以下は主なかけ放題プランです。

・5分かけ放題
・10分かけ放題
・無制限かけ放題

このようにかけ放題プランでも「〇分以内」と時間を区切っている場合や、「無制限」でかけ放題のパターンがあります。

また「月に〇分まで」のような月で時間を区切る会社もあるので、「基本的に通話はLINEなどアプリ中心」という方や「電話は短い通話のみ」という方は、自分のスタイルにあったプランを選ぶのが良いでしょう。

 

格安の低容量プランがあるか

2つ目は格安の低容量プランがあるかの確認です。

通話をメインとした場合、基本料は安い方が良いため、低容量プランであるほど基本料を抑えることができます。

ですので、格安の低容量プランを用意しているかを確認しましょう。

ココがポイント

大手キャリアの格安プランよりも格安SIMの低容量プランの方が安くなるケースが多い

また低容量プランを探す際の目安としては「1GB」以下のプランがあるかを探すと良いでしょう。

1GB以下で探すと、一気に絞り込めます。
Eikichi

後ほど各社各プランを調査した上での「最安」で使える格安SIMも紹介しますので、こちらもぜひご覧ください。

 

従量制の通話料が安いか

3つ目は従量制の通話料金です。

かけ放題以外に、通常の通話料金が安い格安SIMを選ぶのが良いでしょう。

通常の通話料金は主に以下の2パターンに分かれます。

・22円/30秒
・11円/30秒

中には9円/秒のサービスもあります。(後述します。)

11円/30秒の格安SIMの中には、専用の通話アプリを使用しなければならない場合があるので、こちらは事前に確認しておきましょう。

 

標準搭載の通話アプリで安く通話できるか

4つ目は標準搭載の通話アプリで安く通話できるかの確認です。

 

標準搭載の通話アプリとは?

標準搭載の通話アプリとは、スマートフォン本体に最初からインストールされている電話発信アプリのことです。

格安SIMの中には前述の通り、安く通話するのに専用の通話アプリが必要な場合やかけ放題も専用アプリから架電する必要があったりする場合があります。

専用通話アプリも使うとなると、標準通話アプリと併せて2種類の通話アプリを使うことになり、例えば以下のような弊害があります。

・使える機能に違いがあり不便
・電話履歴が共有されない
・専用アプリでは通話中に他のアプリの使用ができない

なので標準搭載の通話アプリでまかなえる、かつ安く使える格安SIMが理想です。

 

この理想を満たす格安SIMは後ほど紹介します。
Eikichi

 

最安で利用できる音声通話SIMは「mineo」と「povo」【23社料金比較】

 

通話メインで利用できる格安SIMの中で「料金面で最安」となるのが「mineo(マイネオ)」「povo」です。

通話メインでは、従量制で通話するよりもかけ放題を付けた方が安くなる場合が多いので、今回は各社の最安プランにかけ放題を付けた場合の「最安かけほ料金プラン」をまとめました。

まずは以下の各社の最安かけほ料金プラン比較をご覧ください。

かけほプラン 最安かけほ料金
楽天モバイル 15分かけほ 2,178円
UQモバイル 最大60分/月 2,827円
mineo 10分通話パック 360円
LINEMO 5分かけほ 1,540円
Y!mobile 10分かけほ 2,948円
イオンモバイル 5分かけほ 1,353円
IIJmio 5分かけほ 1,350円
BIGLOBEモバイル 3分かけほ 1,738円
ahamo かけ放題 4,070円
povo 5分かけほ 550円
LIBMO 5分かけほ 1,100円
NURO mobile 5分かけほ 1,282円
HISモバイル 5分かけほ 790円
y.u mobile 10分かけほ 1,620円
トーンモバイル 10分かけほ 1,650円
Nifmo 10分かけほ 2,673円
エキサイトモバイル 3分かけほ 1,419円
リンクスメイト 10分かけほ 1,452円
J:COM MOBILE 5分かけほ 1,628円
BIC SIM 5分かけほ 1,350円
QTモバイル 10分かけほ 1,980円
b-mobile 5分かけほ 1,639円
日本通信SIM 70分かけほ 990円

※最安の基本プラン+かけほ料金で算出しています。

以上のようになります。

各社が用意しているかけほプランが異なるため、同じ土俵での比較は難しいのですが、「とにかく安く使いたい」という場合は「10分通話パック」のmineoが360円/月と最安になります。

実はこの10分通話パックは「かけ放題」ではなく、「毎月10分までは110円で利用できる」というサービスです。そのため「通話メインだけどアプリで電話することが多い」方や「とりあえず番号を保持しておきたい」方にはオススメできるサービスです。

かけ放題にこだわる場合は5分かけ放題の「povo」が最安となります。

povoはauの1プランで、基本料金はかからず5分かけ放題のオプション(トッピングと言います)だけ使用する形になります。

5分を過ぎると通常の従量通話料(22円/30秒)がかかりますが、しっかりかけ放題ができるサービスとして最安なのはpovoになります。

どちらが良いかは通話スタイル次第ですが、mineoでも10分かけ放題付きで800円/月で利用できるので、通話時間に応じて柔軟にプラン変更がしやすいmineoが個人的にオススメです。

さらにmineoのプランでは、データ通信も無制限(ただし通信速度は最大32kbps)となっているため、通話だけでなく簡単なメールチェックやWEB検索も容量を気にせず自由に使えます。

なので、通話専用SIMと割り切って使用する場合には、これ以上ない条件と安さを誇るのがmineoでしょう。

 

通話のみにおすすめの音声通話SIM4選

続いては通話のみの場合におすすめな音声通話SIMを4つ紹介します。

 

1.mineo(マイネオ)

マイネオ

まずは「mineo(マイネオ)」です。

 

▼mineoの基本情報▼

基本情報
名称 mineo(マイネオ)
基本料金 250円∼
通話料金 22円/30秒
かけ放題プラン 10分通話パック/10分かけほ/かけほ
通話専用アプリ あり(不必要)
音声データプラン数 8種類
対応回線 au、ドコモ、ソフトバンク
契約事務手数料 3,300円
eSIM対応 対応

 

最初のおすすめはmineoです。

mineoはデメリット面もありますが、最大のメリットは上記の通り圧倒的に安い通話料です。

詳細は後述しますが、10分かけ放題で360円/月という価格帯は他社サービスでは実現できません。

 

mineoの場合、通話料金は通常30秒22円ですが専用アプリの「mineoでんわ」を使うことで30秒10円になります。

かけ放題プランに加入した場合は、かけ放題は標準通話アプリで適用されるので、標準通話アプリからの架電が可能となります。

かけ放題を使った通話は標準アプリ、そうでない場合はmineoでんわからが安いため、両者の使い分けが必要な点はデメリットと言えます。

 

 mineoでんわの注意点

mineoでんわでは着信履歴を表示できません。そのため標準搭載のアプリから番号をコピー&mineoでんわで貼り付けて利用するなど、やや面倒な点があります。

また、3桁番号や4桁番号、電話サービスへの発信はできない点も注意点です。

 

 音声データプランと料金

マイピタ(データ容量から選ぶプラン)
1GB 1,298円
5GB 1,518円
10GB 1,958円
20GB 2,178円
マイそく(最大通信速度で選ぶデータ無制限プラン)
スタンダード(最大1.5Mbps) 990円
プレミアム(最大3Mbps) 2,200円
ライト(最大300kbps) 660円
スーパーライト(最大32kbps) 250円

mineoではデータ容量か最大通信速度からプランを選ぶことができ、「通話のみでデータはほぼ使わない」場合は、マイそくのスーパーライトプランで基本料金250円/月で使用することができます

 

業界最安です。
Eikichi

 

 通話オプション

【10分かけ放題】550円/月
専用アプリ不要で、標準搭載の通話アプリから10分以内の国内通話がかけ放題

【時間無制限かけ放題】1,210円/月
専用アプリ不要で、標準搭載の通話アプリから時間無制限で国内通話がかけ放題

【10分通話パック】110円/月
専用アプリ不要で、毎月最大10分まで110円で利用可能

月に10分程度の通話時間であれば10分パックを、10分以上利用するなら10分かけ放題、途中で通話を切って再架電が面倒な場合はかけ放題を。とスタイルに合わせて選べます。

LINE電話など他のアプリでも通話することが多いと思うので、自分の必要量に応じて都度プランを変更していくのも良いでしょう。

 

このように料金の安さや通話オプションの豊富さから万人にオススメできるのがmineoです。どの会社が良いか迷った場合は、まずmineoを試してみるのがオススメです。

 

2.povo(ポヴォ)

povo

 

続いては「povo(ポヴォ)」です。

 

▼povoの基本情報▼

基本情報
名称 povo(ポヴォ)
基本料金 0円
通話料金 22円/30秒
かけ放題プラン 5分かけほ/かけほ
通話専用アプリ なし
音声データプラン数 -
対応回線 au
契約事務手数料 0円
eSIM対応 対応

 

続いてのおすすめはpovoです。

povoはauのプランの1つで、安価な料金で利用できるオンライン専用ブランドとして生まれたサービスです。

サービス形態も少々変わっており、基本料金は0円でデータ通信やかけ放題オプション、その他のコンテンツなどは「トッピング」という形で購入することで使えるようになります。

つまり必要なもの以外をそぎ落とした無駄のない使い方ができるため、通話専用SIMとしては他社よりも圧倒的に安く利用できるのがメリットと言えます。

 

 基本料金について

povoは基本料金は0円です。

ここに加えたトッピングに応じて、毎月の料金となります。

 

 通話オプション

【5分以内通話かけ放題】550円/月
専用アプリ不要で、標準搭載の通話アプリから5分以内の国内通話がかけ放題

【通話かけ放題】1,650円/月
専用アプリ不要で、標準搭載の通話アプリから時間無制限で国内通話がかけ放題

povoの通話オプションは上記の2種です。

5分かけほも無制限かけほも音声通話SIMの中では標準的な料金ですが、基本料金がかからないことでかけほ付きプランではpovo最安となります。

ただし時間無制限かけほの場合は、mineoの方が安くなります。

 

 povoの注意点

povoではトッピングをしなければお金がかかることは一切ないですが、180日間(半年)利用がない場合は利用停止になる恐れがあります。

180日の間に1度でもトッピングを購入すればOKです。

また番号案内サービスや衛星電話など、一部かけ放題対象外の発信先もあるので、契約前にかけ放題トッピングの注意事項を一度確認するのが良いでしょう。

かけ放題トッピングの注意事項

povoでは通話に関する料金以外の余計お金が発生しないので、通話専用と割り切っている方にはオススメです。選ぶ場合は5分かけ放題が最もコスパが良いトッピングとなります。

 

3.HISモバイル

 

HISモバイル

3つ目は「HISモバイル」です。

 

▼HISモバイルの基本情報▼

基本情報
名称 HISモバイル
基本料金 290円∼
通話料金 9円/30秒
かけ放題プラン 5分かけほ/かけほ
通話専用アプリ なし
音声データプラン数 5種類
対応回線 ドコモ
契約事務手数料 3,300円
eSIM対応 対応

 

3つ目のおすすめはHISモバイルです。

HISモバイルの特筆点は通話料金の安さです。格安SIMの中では最安となる9円/30秒となっています。※2023年9月時点

さらに基本料金も安いので、かけ放題プランを契約しても全体の総額が安くなるためオススメです。

 

 音声データプランと料金

料金
1GB 550円(290円)※1
3GB 770円
7GB 990円
20GB 2,190円※2
50GB 5,990円※2

※1:利用量が100MB未満の月は290円(税込)となります。
※2:5分のかけ放題付きです。

HISモバイルでは最安で1GBプラン550円∼で利用できます。そしてデータ利用量が100MB未満の月は料金は290円となるので、後述する5分かけ放題と合わせると790円/月の料金となります。

また20GBもしくは50GBを選択すると、5分かけ放題もセットで付いてくるので「データ通信も行うよ」と言う方にはうれしいプランとなります。

ココに注意

データ通信量が100MBを1でも越えてしまうと、料金が550円になるので、データ通信の超過に気をつけましょう。

 

 通話オプション

【5分かけ放題】500円/月
専用アプリ不要で、標準搭載の通話アプリから5分以内の国内通話がかけ放題

【時間無制限かけ放題】1,480円/月
専用アプリ不要で、標準搭載の通話アプリから時間無制限で国内通話がかけ放題

 

HISモバイルのかけ放題オプションは上記の2種類です。どちらもかけ放題料金としては標準的です。

基本料が安いのでどちらのプランを選んでも、全体料金としては最安級になりますので、自身のスタイルに合わせたかけ放題プランを選ぶと良いでしょう。

 

 HISモバイルにはプリペイドSIMもある

短期利用の一時帰国者などに最適なプリペイドSIMも、HISモバイルにはあります。

プリペイドSIM

決められたデータ容量と有効期間のみ使える、前払い式のSIMのこと

 

プリペイドSIMは以下のような内容です。

【有効期間】30日間
【価格】14,800円
【データ量】3GB
【通話】かけ放題

30日の短期ですが、かけ放題+データ通信も可能なので、短期での使用を考えていた方はこちらもオススメです。

このように全体料金・通話料の安さやプリペイドSIMも選択できる柔軟性など、様々な層の方にオススメできる音声通話SIMなので、ぜひ選択肢の一つに加えてみてください。

 

4.日本通信SIM

日本通信SIM

 

最後は「日本通信SIM」です。

 

▼日本通信SIMの基本情報▼

基本情報
名称 日本通信SIM
基本料金 290円∼
通話料金 11円/30秒
かけ放題プラン 70分無料/かけほ
通話専用アプリ なし
音声データプラン数 3種類
対応回線 ドコモ
契約事務手数料 3,300円
eSIM対応 対応

 

最後のおすすめは日本通信SIMです。

日本通信SIMのおすすめポイントは、安い基本料とひと月70分まで無料の通話プランです。

日本通信SIMでは各基本プランに無料通話やかけ放題が含まれる形ですが、オプションで変更することもできます。

 

 音声データプランと料金

含まれる無料通話 料金
1GBプラン なし 290円
10GBプラン ひと月70分まで無料 1,390円
20GBプラン ひと月70分まで無料 2,178円
3GBプラン かけ放題 2,728円

 

 かけ放題オプション

70分無料通話 かけ放題
シンプル290プラン
(1GBプラン)
+700円 +1,600円
みんなのプラン
(10GBプラン)
+0円 +1,600円
20GBプラン +0円 +1,200円

 

このように、かけ放題のオプションをつけなくても10GB以上のプランであれば70分無料通話が付いてきます。

1GBのシングルプランに70分無料通話をつけても990円と安いですし、そこまで通話をしない場合は何もつけないで、11円/30秒の通話料と290円の基本料だけ支払うこともできます。

格安プランの他社との違いは、しっかりとした通信速度でのデータ通信が1GBまで行えるという点です。

mineo:データ通信無制限(ただし最速32kbps)

povo:データ通信なし

HISモバイル:データ通信100MBまでが安い

日本通信SIMでは動画視聴なども1GBまではサクサクできますので、通話以外にデータ通信も多少したいという方には日本通信SIMが良いでしょう。

 

悩む人
ところで、かけ放題の時間別だとどこが安くなるの?
次の項目でかけ放題各時間ごとの最安の会社を紹介しますね
Eikichi

 

かけ放題の時間別の格安音声通話SIMまとめ

続いてはかけ放題オプションの時間別の格安SIMをまとめていきます。

【定義】
基本プラン料金+かけ放題料金(時間別)の格安SIM ※初期費用等は含まず

なお、かけ放題時間としては種類の多い「5分」「10分」「無制限」でまとめていきます。

 

5分かけ放題の格安な音声通話SIM

5分かけ放題の格安の音声通話SIMは以下の通りです。

①povo:550円(5分以内通話かけ放題)
データ容量:なし

②HISモバイル:790円(自由自在プラン)
データ容量:∼100MB

5分以内のかけ放題で問題ない場合は、最安はpovoで次いでHISモバイルとなります。

両者の違いとしてpovoではデータ通信は行えず、HISモバイルには100MBまでのデータ通信が行えます。

完全にデータ通信は行わず通話のみと言う場合はpovoで、少々メールチェックやWEB検索等も行う場合はHISモバイルが良いでしょう。ただしHISモバイルではデータ通信量が100MBを越えると1,050円になるので注意が必要です。

 

10分かけ放題の格安な音声通話SIM

10分かけ放題の格安の音声通話SIMは以下の通りです。

①mineo:360円(スーパーライト+10分通話パック)
データ容量:無制限(最高32kbps)

②mineo:800円(スーパーライト10分かけ放題)
データ容量:無制限(最高32kbps)

10分以内のかけ放題ではmineoが格安となります。

mineoのスーパーライトプランはデータ通信無制限で360円/月∼から使えるので、基本的に通話のみしか行わないという方にはオススメです。

ただしmineoの本プランでは動画などはサクサク視聴できないので、データ通信も多少考えている場合は、上記で紹介した日本通信SIM(70分かけ放題/990円)を選ぶのが良いでしょう。

 

無制限かけ放題の格安な音声通話SIM

無制限かけ放題の格安の音声通話SIMは以下の通りです。

①mineo:1,460円(スーパーライト+時間無制限かけ放題)
データ容量:無制限(最高32kbps)

②povo:1,650円(無制限かけ放題トッピング)
データ容量:なし

無制限かけ放題でもmineoが格安となります。

mineoの無制限かけ放題はpovoよりも料金が安くかつデータ通信も可能なので、時間無制限かけ放題で選ぶならmineoの一択と言えるでしょう。

 

以上がかけ放題の時間別の格安音声通話SIMまとめとなります。

 

通話のみの目的で格安SIMを利用するメリット

続いては通話のみの目的で格安SIMを利用するメリットを紹介します。

 

通話のみで利用するメリット

  • 通話品質は大手と変わらない
  • どのキャリアの音声SIMでも使える
  • 大手に比べて料金を安く抑えられる

 

1.通話品質は大手と変わらない

格安SIMの通話品質に関して、実は大手キャリアと変わりません。

格安SIMは元々IP電話(ネット回線を利用した通話)を利用した通話が多く、その分通話料を安くできていた側面がありましたが、昨今では大手キャリアと同様に標準搭載の通話アプリで安く通話ができるようになりました。

そのため、通話品質に関しては大手キャリアと同等なので、単純な通話目的での利用であれば料金が安い格安SIMが最適となるわけです。

一部、現在でもIP電話を用いた通話方法を採用しているサービスもあるので、契約前に事前に確認をしましょう。

 

2.どのキャリアの音声SIMでも使える

2点目はどのキャリアの音声SIMでも使える点でしょう。

格安SIM各社には対応しているキャリア回線がありますが、音声格安SIMの種類が多いので好みのキャリアの格安SIMを選ぶことができます。

中にはmineoのようにau、ドコモ、ソフトバンクの3キャリアの回線を揃えている格安SIMもあります。

 

なお選択するキャリア回線によって料金が変わる場合があるので、契約前にチェックしましょう。

 

3.大手に比べて料金を安く抑えられる

3つ目は大手と比べて料金を安く抑えられる点です。

大手の「5分かけほ」「無制限かけほ」の料金と格安SIM(mineo)の料金を比較してみましょう。

 

【5分かけほ】

au ドコモ ソフトバンク mineo
サービス スマホミニプラン irumo ミニフィットプラン スーパーライト
データ容量 ∼1GB 0.5GB ~1GB 無制限
かけ放題 5分 5分 5分 10分
料金(基本料+かけほ) 3,058円 1,430円 4,158円 800円

※mineoに5分かけほプランがないため10分で比較

比較すると格安SIM(mineo)が最も安くなることが分かります。

大手キャリアにはそれぞれ「povo」「ahamo」「LINEMO」と格安プランないしは格安サービスもありますが、この中で格安SIMと同等に安いのがpovoのみです。

同様に無制限プランも比較してみると…

【無制限かけほ】

au ドコモ ソフトバンク mineo
サービス スマホミニプラン irumo ミニフィットプラン スーパーライト
データ容量 ∼1GB 0.5GB ~1GB 無制限
かけ放題 無制限 無制限 無制限 無制限
料金(基本料+かけほ) 4,158円 2,530円 5,258円 1,460円

 

となります。

このように、大手キャリアよりも料金を安く抑えることができます。

 

機種変更で音声付きSIMへ乗り換える手順

続いては機種変更で音声付きSIMへ乗り換える手順を4ステップで紹介していきます。

手続きは以下の順番で進めていきます。

1.SIMロックを解除する(必要有無の確認)
2.MNP予約番号を取得する
3.格安SIMへ申し込む
4.初期設定を進めていく

 

順番に一つずつ見ていきましょう。

 

手順1:SIMロックを解除する(必要有無の確認)

まずはSIMロックの解除から始めます。これは不要なケースもあります。

チェック

・同キャリアの格安SIMに変える→SIMロック解除不要
・別キャリアの格安SIMに変える→SIMロック解除が必要

基本的に、同キャリアの格安SIMへ乗り換える場合はSIMロック解除が不要です。例えばソフトバンクスマホからソフトバンク回線の格安SIMへの乗り換えはSIMロック解除が不要となります。

以下では各キャリアでのSIMロック解除のやり方のリンクとなっていますので、こちらをご参考に進めてみてください。

 

手順2:MNP予約番号を取得する

続いてはMNP予約番号を取得します。

 

MNP予約番号とは?

携帯電話番号を乗り換え先でも使用するのに必要な番号のことです。

MNP予約番号とは簡単に言えば、乗り換え先でもこれまでと同じ携帯番号を使うために必要な予約番号のことです。

通話専用のサブとして使用する場合でも、これまでの電話番号を引き継ぐ場合はMNP予約番号が必要で、新しい電話番号で問題ない場合は発行不要となります。

各キャリア毎の発行手順は以下をご参照ください。

・ドコモ:My docomo→「契約内容・手続き」→「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」から取得
・au:My au→「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約内容 / 手続き」→「お問い合わせ / お手続き」→「MNPご予約」から取得
・ソフトバンク:My SoftBank→「設定・申し込み」→「設定・変更」→「契約者情報の変更」→「番号ポータビリティ(MNP)予約関連手続き」から取得
・楽天:my 楽天モバイル→「契約プラン」→「各種手続き」→「他社へ乗り換え(MNP予約番号取得)」から取得

MNP予約番号は発行から15日間のみ有効なのでその点に注意しましょう。(15日以内に乗り換え完了まで行う必要があります。)

 

手順3:格安SIMへ申し込む

ここまで完了したら格安SIMをへ申し込みを行いましょう。

どこが良いか迷う場合は上記で挙げた4サービスがオススメです。
各社、基本的な申し込みの流れとしては以下のようになります。

①プランの選択(データプランやオプションなど)

②個人情報などの入力・申し込み(※この段階でMNP番号などを入力する場合が多いです)

③支払い情報の入力(クレジットカード番号など)

④本人確認書類のアップロード

以上が完了すれば、手続きは終了です。

 

手順4:初期設定を進めていく

SIMが到着したら、初期設定を進めていきましょう。

初期設定方法については、到着したSIMにマニュアルが同封されているはずなので、そちらを見ながら進めていくのが確実です。

以上が乗り換え手順になります。

 

音声通話SIMに関するよくある質問

最後に音声通話SIMに関するよくある質問をまとめます。

 

Q1.音声通話SIMでSMSは使えますか?

SMSは使えます。

音声通話SIMであれば、基本的にどのSIMでもSMSが使えます。

ただし送受信料金は各社で若干異なりますので、事前に確認しましょう。

一般的に多いのが下記の料金です。

【一般的な料金】
受信:無料
送信:3.3円/70文字

 

Q2.音声に対応していないSIMカードとは何ですか?

データ専用SIMのことです。

SIMカードには大きく2種類あり「データ専用SIM(もしくはSMS付きデータSIM)」「音声付きSIM」です。

このうちデータ専用SIMの方が、音声に対応していないSIMとなります。

ただし送受信料金は各社で若干異なりますので、事前に確認しましょう。

一般的に多いのが下記の料金です。

【一般的な料金】
受信:無料
送信:3.3円/70文字

 

Q3.格安SIMは解約金や縛りがある?

解約金も縛りもありません。

 

どの格安SIMを選んでも解約金や契約縛りはありません。

なので、使ってみて不便さを感じたり、物足りなかった場合などはいつでも解約ができます。

 

格安SIMによってはmineoのようにお試し的なプランを用意している場合があるので、そちらから試してみるのが良いでしょう。

 

まとめ

以上が音声通話SIM23社をまとめたうえでのオススメや最安の紹介になります。

一口に音声通話SIMと言っても、自分の通話スタイルに合ったSIM選びができれば携帯料金をかなり節約できるので、各社をじっくりと見比べて決めていくのがオススメです。

調べたり悩むのが面倒という方は、本記事で紹介しているおすすめSIMをぜひ検討してみてください。

それではまた。

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