こんにちは、えーきちです。
ワーホリ(ワーキングホリデー)を利用する予定の方によく聞かれるのが
といった内容です。
実際に私もワーホリを経験してみて、エージェントが必要だなと感じたことも、使わなくても大丈夫だなと感じたこともありました。
そこで今回は「ワーホリにエージェントは必要?」をまとめていきたいと思います。
目次
ワーホリにエージェントは必要?不要?
まず、ワーホリを利用するには色々と必要な手続きが多く、エージェントを利用してワーホリの手配を完了させる流れが多い(一般的)です。
ただし、個人でも諸々の手続きを済ますことはできるので、自分で完結させられる方はエージェントに頼らずともワーホリに行くことができます。
以下は、ワーホリにエージェントを利用した方が良い方と不要な方の簡単なまとめです。
利用した方が良い方
- 海外に行くのが初めて
- 英語に苦手意識がある
- 語学学校に通う予定
まずは海外に初めて行く方は、間違いなくエージェントを利用した方が良いでしょう。エージェントのサービスに、海外でのサポートや渡航までのサポートがあるので、初めての方には心強いはずです。
英語が苦手な方も同様で、海外でのトラブルや理解しづらい事に対してのサポートがあります。
また語学学校へ通う予定の方も、間違いなくエージェントを利用した方が良いです。
理由は後述します。
利用しなくて良い方
- ワーホリ経験者
- 英語はある程度理解できる
- 学校は通わず仕事をしにワーホリに行く
まずはワーホリ経験者は、エージェントを利用しなくても大丈夫でしょう。どのようなサポートがるのかを理解しているため、自分でも出来てしまうからです。
また英語をある程度理解できる、語学学校には通わずに働きに行く方もエージェントを利用しなくても大丈夫と言えそうです。理由は英語関連の手続きも理解できることや、語学学校に行かない場合は、エージェントのサポートが受けられないかもしれないからです。
ざっくりとこのような感じに分けましたが、これが全てではありません。
もちろん、オーストラリアやカナダなどのワーホリ人気国ではエージェントも多く、サポートも充実していますが、そうでない国のワーホリの場合、エージェントを利用しないと情報収集が難しいことがあります。
ですのでこの分け方のみの判断ではなく、個人的には「困ったら使う」という利用の仕方が良いかと思います。
手続きに関しては自分で調べてやってみて、解決できない部分や不安な部分が発生したらエージェントを利用するというやり方も良いでしょう。
次に、エージェントのサポート内容について見ていきます。
エージェントのサポート内容(利用のメリット)
実際にエージェントを利用するとどのようなサポートが受けられるのかまとめてみます。
エージェントのサポート内容
- 学校手配
- 滞在先手配
- 航空券取得
- 保険手配
- ビザ取得
- 生活サポート
- カウンセリング
ざっと、このような感じです。
基本的に、ワーホリで渡航するにあたって必要となる事のすべてのサポートが受けられます。
エージェントによっては、セミナーや勉強会、英会話教室がここに加わります。
上記の各サポートにおいてかかる費用(航空券代やビザ代、保険代など)はもちろん、利用者が支払います。
渡航後のサポート内容
- 銀行開設
- 携帯契約
- 社会番号取得(タックスナンバー、SINナンバーなど)
- 求人サポート
- 引っ越しサポート
- その他現地生活サポート
現地への渡航後にも、これだけのサポートが用意されています。
つまり渡航前、渡航後と生活に必要となるあらゆる事項にサポートが付きます。非常に便利です。
ですが、上記記載のサポートに関してはいずれも自分で手配することが可能です。基本的に現在ではネットで調べれば、各種取得方法が詳しく日本語で解説されています。(ご要望があれば私も記事にします)
ワーホリとして渡航する国によって出てくる情報量や質は異なりますが、ワーホリ人気国(オーストラリア、カナダなど)であれば、一人で全て完結させることができるでしょう。
エージェントを利用しない場合はどうなる?料金差は?
エージェントを利用しない場合は、ワーホリに必要な諸々の手続きから、家、航空券、保険など全て自身で手配することになります。
ですが個人手配にももちろんメリットがあります。
それは、お金が節約できる点です。
有料エージェントと比べればかなりの節約になりますし、無料エージェントと比べても節約になります。
では実際にどれほど節約になるのかを見ていきます。
エージェントの価格は、私が利用したエージェントの価格を参考にします。(全てのエージェントが同じ価格という訳ではありません。)
個人手配の価格に関しては、自身で手配可能な安い料金を記載しています。
エージェント価格 | 個人手配で安い価格 | |
【到着前サポート】 | ||
学校(授業料) | 118,227円 (1か月) | 122,876円 (1か月) |
滞在先 | ホームステイ 74,722円 (1か月) |
シェアハウス 45,663円 (1か月) |
滞在先手配料 | 16,605円 | 0円 |
航空券 | 直行便推奨 約100,000円 |
乗り継ぎ便利用 約50,000円 |
保険 | 国内保険会社保険 約200,000円 |
海外保険会社保険 約66,000円 |
ビザ取得代行 | 21,600円 | 0円 |
【到着後のサポート】 | ||
現地ガイド(オプション) | 約10,000円 | 0円 |
空港送迎(オプション) | 約10,000円 | 0円 |
銀行開設 | 口座開設予約のみ(現場手続きは各自) 0円 |
現場手続きは各自 0円 |
携帯契約 | オススメ会社のパンフレットのみ 0円 |
現場手続きは各自 0円 |
社会番号取得 | 各自 0円 |
各自 0円 |
在留届 | 各自 0円 |
各自 0円 |
合計金額 | 531,154円 (551,154円) | 284,539円 |
※各数値は国や場所、時期により異なります。
このようになります。
エージェント利用が無料とはいえ、エージェントの推奨で進めていくとこれだけの金額差が生まれます。
合計金額で見れば、個人手配のほぼ2倍の金額が掛かる計算です。
無料エージェントでは各サポートが無料で出来るのですが、例えば保険の場合にはエージェントが紹介する保険会社での申し込みを推奨されます。(サポートできるため)
また航空券や滞在先も然り。
推奨先以外での申し込みは、事情や勝手が分からないなどの理由でサポートを受け付けない(回答しかねると回答)ことも多いです。
その点自身で全ての手配を行うと、エージェントの推奨先よりも安い航空券や保険を選べるので、結果的には全体的に節約になります。
もちろん、個人手配の場合には上記記載以外に食費などがかかります。それでもこの金額差を考えると、個人手配で進めるのがお得と言わざるを得ないでしょう。
ただしエージェントを利用するメリットもある
これだけ見ると、エージェントを利用する良さがあまり感じられないかもしれませんが、利用するメリットもあります。
1.様々な情報を有効活用できる
まずエージェントの特徴は、何と言っても持っている情報量の多さです。
日本だけでなく現地にもオフィスを構えている場合も多いので、現地の情報を豊富に利用することができます。
現地の情報が必要になる場面としては、「家探し」や「仕事探し」の時などで、こういった場面ではエージェントを利用していると簡単に解決できます。
もちろんエージェントを使わなくても、基本的にワーホリ人気国であれば日本人向けのポータルサイトがあります。
カナダ:Jpcanada
オーストラリア:日豪プレス
ニュージーランド:NZ Daisuki.com
イギリス:MixB
これらはいずれも日本語の情報サイトで、求人や部屋探し、売買、情報交換など様々なニーズが満たされるようになっています。
こういった日本語の情報サイトは複数あるので、必要な情報や仕事探し、部屋探しはこれらで賄えてしまいます。
ですが、「どのエリアがどのような場所か」「この職場は○○だ」「オススメの部屋は○○」など、地域に根差した生の声が聞けるのはエージェントならでは。
情報サイトで得られる情報よりも信頼性が高く、その情報量にも納得します。
ですので「情報」という点に関しては、エージェントが優れているでしょう。
生活に便利なサービスが利用できる
もう一つのメリットは「生活に便利なサービスが利用できること」です。
これはエージェントならではでしょう。
どういうことかと言うと、以下のようなサービスが受けられます。
・交流イベントの参加
・カウンセリング
・レジュメサポート
・ネット利用
・国際電話
・FAXやコピー
・DVDレンタル
・荷物受け取り・預かり
このようなサービスを受けることができます。
一部有料(コピーなど)もありますが、使えると非常に便利なサービスが揃っています。
DVDなどは英語の勉強も使えますので、意外と重宝されます。荷物預かりなども、日本からエージェント宛に荷物を送ることができますので、紛失や盗難の心配がありません。
交流イベントも定期的に日本字や日本人+外国人のイベントがあるので、友達作りには良いです。
サポート料金割引のケースもある。
最後は上で紹介していた各種サポートのエージェント価格の割引が発生するケースです。
割引を適用するには、学校に一定期間以上通う必要があります。
割引となるのは、主に○○代行代金や手配料関連、オプション系のサポートになります。
この辺りは正直どちらでも良い(自力でも出来る)のですが、長期で語学学校へ通う方の場合ホームステイの割引があることがあります。
これはそこそこ大きいことで、日本円で数万円単位で割引されることもあります。
また、エージェント限定の学校割引プロモーションが展開されることもあり、こうした場合はエージェント利用がお得になるでしょう。
ですが割引後と比べて、エージェントと個人手配とどちらが安いのかは割引の幅にもよりますので、割引幅に関してはエージェントに確認するのが良いでしょう。
以上がエージェント利用のメリットとなります。
結論とまとめ
結論ですが、以下が最善の方法です。
- 学校に通う場合:エージェントを利用し、学校申し込みのみ行う
- 学校に通わない場合:エージェントを利用しない
ワーホリで現地の語学学校に通う方の場合は、エージェント経由で語学学校を申し込みましょう。
かつエージェントから情報を得ながら、それ以外の手配は全て自分でやると良いです。それが一番良い手段です。
ワーホリで現地の語学学校へ通わない方は、全て自分で手配するのが良いでしょう。
学校へ通わない場合にエージェントは情報をくれないので、必然的に全て自分で手配する形となります。
ですが、サポート料金(エージェントによるが相場300~500ドル)を支払えば、出発前のサポートや現地でのサポート(家探しや仕事探しなど)だけ受けることができるエージェントもあります。
困りごとがあったら、そのタイミングで有料でサポートを受けるのも良いかと思います。
以上、ワーホリにエージェントは使った方が良いの?まとめでした。
疑問点・その他必要な情報などありましたら、お気軽にお問合せください。
それでは、また。