こんにちは、えーきちです。
今回は海外でのレンタカー利用について、0から分かる予約までの手順や安い予約サイトを紹介していきます。
「海外でレンタカーの利用を考えている方」や「最安で借りれるところを知りたい方」など、本記事に情報をまとめてありますので、ぜひご参照ください。
目次
海外レンタカー比較サイトを利用する
海外でレンタカーを利用するには「レンタカー比較サイト」を利用するのが一番便利です。
レンタカー比較サイトは、海外の様々なレンタカー会社を一括で比較できるサイトです。
イメージとしては「食べログ」や「じゃらん」のようなレストラン・宿泊を一括で調べることができるサイトのレンタカー版です。
レンタカー比較サイトを利用すると、レンタカー各社が提示する料金や条件などをまとめて確認できる利点があります。
海外でレンタカーを借りる方法として、現地受け取り店で直接申し込む方法や旅行代理店に依頼する方法などもありますが、比較サイトでの予約が簡単ですのでオススメです。
以下からは実際の利用方法について、解説していきます。
海外レンタカーの利用方法
実際の海外レンタカーの利用方法について解説していきます。
1.海外レンタカーの予約
まずは具体的には比較サイトでの予約のやり方について解説していきます。
様々なレンタカー比較サイトがありますが、基本的な予約手順は以下の通りです。
▼予約手順
step
1都市・利用日時・時間の指定
step
2車種選択
step
3個人情報・支払い方法入力
step
4内容確認
step
5予約完了
たったの5ステップ、時間でおよそ~5分程です。
旅行前に日本語で予約ができる(一部除く)ので、比較サイトを使わない手はないです。
それでは、実際の予約手順を海外レンタカー比較サイト大手「QEEQ」をサンプルに説明していきます。
▼1.まずはWEBサイトへ(都市・利用日時・時間の指定)
まずはWEBサイトへ飛びましょう。
WEBサイトへはこちらからリンクしてます。
飛んだら、赤枠内の「出発場所」と「レンタル日および返却日とその時間」を記入して「検索」を押しましょう。
今回は「ニューヨーク 3月16日10時~17日10時」の条件で進めていきます。
▼2-1.車種を選ぶ(車種選択)
検索を押すと、このようにレンタル可能な車の候補がたくさんでてきます。
【PCから見る場合】
左側の赤枠は車の「条件」を指定するもので、写真に写りきっていない条件もあります。
「QEEQ」の場合は以下のような条件で検索ができます。
【条件一覧】
・乗車人数
・車両タイプ
・車両オプション(ATなど)
・保険コース
・推奨オプション(オンラインチェックイン、キャンセル無料など)
・会員限定割引(ポイント支払いなど)
・レンタカー会社
・支払方法(現地払いなど)
・1日あたりの料金(予算に合わせて選択できる)
・予約確認(即時・リクエスト)
各条件に該当する車種が一覧で出てきますが、さらに上のタブから「オススメ順」や「価格安い順」など並び変えることも可能です。
【スマホから見る場合】
スマホから見る場合は、画面下に「車両タイプ」と「絞り込む」があります。
「車両タイプ」は小型、SUV、バンなどの選択を、「絞り込む」は「オススメ順」や「価格安い順」を含め、車両タイプ以外の条件の選択が可能です。
▼2-2.プラン選択
【PCから見る場合】
車種が決まったら、「プランを選択する」を押しましょう。
そうすると、保険プランの選択になります。選ぶ保険の内容により料金は変わります。
写真では「安全プラン」「万全プラン」が出てますが、それぞれの詳細はプラン名右側の「?」にカーソルを当てると保証内容が表示されます。
保証内容を確認して、気に入った内容の「選択」を押しましょう。
【スマホから見る場合】
スマホから見る場合は、車種を選択するとまずレンタカー会社の選択に移ります。レンタカー会社は基本的に安い順になっています。
レンタカー会社を選択すると、次に保険コース選択になります。
保険コース選択時に、選択されている保険コースの保証内容がそのまま画面に表示されるので、問題なければそのまま下にスクロールしていきましょう。
▼3-1.個人情報入力
※リアルタイムで価格変動しているので、上の写真と料金が異なります。
【PCから見る場合】
先ほどの「選択」をクリックすると、この画面に移ります。
車両詳細と右赤枠が概要(料金)になるので、確認しましょう。
また、「車両詳細」の右タブには「重要な情報」と「口コミ」があります。こちらは、特に「重要な情報」は本当に重要なので、確認しましょう。
重要な情報は、訪問都市や選ぶ車種によっても内容が変わります。
車受け取りの際に必要となる書類に関してや、年齢制限などについても記載があるので、必ず目を通すようにしましょう。
口コミに関しては気になる場合に見ると良いです。
確認が済んだら、下にスクロールしていきましょう。保険の変更もここで出来ます。
特に変更がなければさらに下にスクロールすることで、個人情報(運転者情報)記入欄があります。
ここで必要情報を入力し、追加オプション(チャイルドシート希望など)や要望があれば、記入していきます。
全ての記入が終われば一番下の「今すぐ予約」をクリックしましょう。
【スマホから見る場合】
スマホから見る場合は先ほどから下にスクロールすると、個人情報(運転者情報)記入欄があります。
「重要な情報」や「口コミ」は保険選択の上にあります。あまり目立たないですが、「車を受け取るための必要書類」と書いてありますので、そちらから確認しましょう。
個人情報の記入が終わったら、「予約」をクリックします。
▼3-2.支払方法入力
【PC・スマホ共通】
ここまで来たら、あとは支払い方法を入力しましょう。
全て埋めて、内容に間違いがなければ「今すぐ支払う」をクリックします。
最後に予約情報の諸々の確認ができ、間違いなければ確定して予約完了です。
2.現地で海外レンタカーの利用
予約が完了した後は、現地でレンタルをしていきます。
現地に到着してからレンタルするまでの手順は以下の通りです。
step
1現地到着
step
2営業所へ移動
step
3予約内容確認・サイン
step
4車の確認
step
5出発
1.現地到着
まずは現地に向かいます。
現地にもレンタカーのブースがあることが多いですが、基本的にそこで申込みを行う方向けです。
WEBで予約済みの場合は、指定されている営業所へ直接向かいましょう。
2.営業所へ移動
指定されている営業所へ向かいましょう。
営業所は空港近くにある場合が多いです。
3.予約内容確認・サイン
営業所では、予約内容の確認とサインをします。
その際に必要となる書類として下記4点が主になります。
1.パスポート
2.クレジットカード
3.予約確認書類
4.運転免許証
※予約確認書類は必要ない場合もあります。
運転免許証は、国により国際免許証が必要な場合とそうでない場合があります。
詳しくは後ほど説明いたします。
4.車の確認
確認が済んだら、予約済みの車の確認を行いましょう。
利用前に車の状態を確認しておくことで、後ほどのトラブルリスクを回避できます。
以下は確認すべき項目です。
- 車外部の汚れや傷の確認
- 車の燃料の種類の確認
- ワイパーなどの各種操作確認
- 燃料の残量確認
- 車内部の汚れや傷の確認
どこかに不具合や欠損があれば、利用開始前に営業所のスタッフへ報告しましょう。
燃料については基本的に満タンになっていれば問題ないです。
5.出発
確認が済んだら出発です。
ガソリンスタンドの位置なども調べておくと良いかもしれません。
3.海外レンタカーの返却
最後に海外レンタカーの返却についてまとめます。
手順は以下の通りです。
step
1ガソリンを入れる
step
2指定返却場所へ移動
step
3状態確認・終了
1.ガソリンを入れる
基本的に返却前にガソリンを満タンにして返却をします。
ただし「FPO」と呼ばれる返却時の給油不要の場合もありますので、事前の確認が必要です。(FPOの場合はガソリンを事前購入します。)
2.指定返却場所へ移動
指定返却場所へ向かいましょう。
通常はレンタルした営業所へ返却する場合が多いですが、レンタル営業所以外での返却も可能な場合もあります。
都市移動をして、そのまま返却という場合は別途料金を支払う事で別営業所返却ができるので、レンタル前に確認しましょう。
3.状態確認・終了
車の返却時に営業所スタッフが状態確認をします。
問題なければ明細を発行してもらい、終了です。料金はクレジットカードで決済されます。
レンタルの際の注意点
海外レンタカーのレンタルの際の注意点をまとめます。
年齢制限がある
海外レンタカーの利用には国によって異なる年齢制限があります。
基本的に25歳以上であれば問題ないことが多いです。
以下は主要国の年齢制限一覧です。
利用可能年齢 | |
ハワイ | 21歳以上 |
アメリカ | 21歳以上 |
グアム | 21歳以上 |
サイパン | 21歳以上 |
カナダ | 21歳以上 |
オーストラリア | 21歳以上 |
ニュージーランド | 21歳以上 |
マレーシア | 21歳以上 |
UAE | 21歳以上 |
タイ | 21歳以上 |
ヨーロッパ | 25歳以上 |
メキシコ | 25歳以上 |
※レンタカー会社により異なる場合があります。
※25歳未満は「ヤングドライバー料金」が加算される場合があります。
このようになります。
基本的に25歳以上であれば、年齢制限はあまり関係ありません。ですが25歳未満の場合は、ヨーロッパ圏での運転は難しいでしょう(一部国を除く)
ここに記載の年齢制限ですが、国によっては例えばアメリカなど州ごとで制限が異なる場合もあります。
また、レンタカー会社の「ハーツ」などではアメリカ一部地域で20歳でもレンタル可能だったりもします。
デポジットについて
海外レンタカーの予約の際に同時にデポジットも発生します。
デポジットとは「預り金」のことで、万が一クレジットカードが使えなかったり、返却後の車に欠損や修理が必要となった場合にその一部があてがわれます。
デポジットはレンタル金額全額を要求される場合や数百ドルと決まっている場合など様々です。
基本的に返却後の車に特に異常がなければ一か月前後で返金処理が行われます。
デポジットの預かりも返却もクレジットカードで処理されるので、利用明細に「Authorization」もしくは「Deposit」と書いてあればデポジットのことです。
国際免許証について
海外でレンタカーを借りるには基本的に、「日本の免許証」と「国際免許証」のどちらも必要です。
国際免許証は正式な免許証ではなく、日本の免許証の「翻訳版」が国際免許証です。
一部の国を除いて、国際免許証だけでは免許確認が不十分という事でレンタルを拒否されることもあります。
日本の免許証は免許証「本体」を持参している必要があり、写しやコピーでは承認されません。
また、一部の場所では国際免許証が要らず日本の免許証のみでレンタカーが借りれるところもあります。
その場所は以下です。
・ハワイ
・サイパン
・グアム
これらの場所では、日本の免許証だけあれば車がレンタルできます。
その他、国によっては免許取得後1年(もしくは2年)以上経過していないとレンタカーを借りることができない場合があります。
ヨーロッパ諸国がおおむね1年以上経過の条件があります。
海外レンタカーを最安で借りれるのはどこ?オススメは?
最後に海外レンタカー比較サイトの料金チェックです。
日本・海外どちらも含めた、10の海外レンタカー比較サイトを調べます。
同じ条件で調べて際に、最安になるのはどこなのかをまとめます。
まずは、参考にする10の比較サイトは以下です。
①QEEQ
②rentingcarz.com
③Rentalcars.com
④DISCOVER CARS
⑤CarFlexi.com
⑥ECONOMY CAR RENTALS
⑦Carrentals.co.uk
⑧スカイスキャナー
⑨HIS
⑩エクスペディア
そして、以下の前提条件で調査をします。
【前提条件】
・ニューヨークJFK空港で受け取り・返却
・3日間の利用
・利用日はいずれも平日
・各サイトの最安プランで比較
なお、各サイトとも料金はリアルタイムで変動するため、常に同じ結果とはなりませんが価格帯の目安にはなります。
それでは、見ていきましょう。
※サイト名をクリックすると、各WEBサイトに飛びます。
最安料金 | 車種 | |
QEEQ | $146 | フォードエスケープ 又は同等クラス |
Rentingcarz.com | $249 | 三菱ミラージュ 又は同等クラス |
Rentalcars.com | $202 | ヒュンダイ・ヴェロスター 又は同等クラス |
DISCOVER CARS | $376 | シボレー・スパーク 又は同等クラス |
CarFlexi.com | $148 | 三菱ミラージュ 又は同等クラス |
ECONOMY CAR RENTALS | $148 | 三菱ミラージュ 又は同等クラス |
Carrentals.co.uk | $225 | 三菱ミラージュ 又は同等クラス |
スカイスキャナー | $142 | ビュイック・アンコール 又は同等クラス |
HIS | $195 | シボレー・スパーク 又は同等クラス |
エクスペディア | $166 | 三菱ミラージュ 又は同等クラス |
※表記の料金はUSD
最安と次いで安い2社を赤文字で表記しました。
最も安いのが「スカイスキャナー」、次いで安いのが「QEEQ」となっています。
スカイスキャナーは意外でしたが、海外レンタカー最大手の一角QEEQは納得です。
「とにかく安さにこだわる」場合はスカイスキャナーからレンタルすると良いでしょう。タイミングによって安い会社は変わりますが、スカイスキャナーはいつも安い印象です。
料金だけで選ぶ場合は、スカイスキャナーやQEEQが良いですが、車種やレンタル条件を気にする場合は、種類が豊富なサイトが良いでしょう。
種類豊富なサイトは?
種類豊富なサイトを選ぶ場合は、「海外レンタカー大手」から選ぶと良いです。
以下が海外レンタカー大手です。
3社ともレンタルできる国や都市の数も車の種類も豊富です。
レンタルの際に希望の条件がある場合は、上記3社を利用すれば条件に適う車を見つけやすいでしょう。
また、レンタカーの際の保険を特に気にする場合はHISがオススメです。
HISでは保険グレード毎の内容と料金表記が明瞭で分かりやすく、日本のサイトなので安心感があります。
保険についてあまり詳しく知らない方でも利用しやすいのがHISのレンタカー比較サイトです。
個人的なオススメはQEEQ
最後に私個人のオススメとしては「QEEQ」です。
QEEQをオススメする理由は
オススメ理由
- 200以上の国・地域に対応
- 712万車両以上保持
- 日本語のカスタマーサポート(メール・電話)
- 最低価格保護制度
- 値下げプロテクター機能
が、オススメする理由です。
この特徴、実は結構凄くて
最低価格保護制度
値下げプロテクター機能
実質的に考えられ得る最安で予約ができるのがQEEQの特徴です。
大手ならではの特徴であり、さらに日本語でのサポートがあるのも安心です。このあたりの特徴が、他大手2社やその他の比較サイトと比べて私がオススメする理由になります。
海外レンタカー利用にはQEEQがオススメです。
まとめ
以上が、海外レンタカーの予約方法および利用方法、最安とオススメのまとめです。
海外でのレンタカーとなると少々敷居が高く感じるかもしれません。
ですが今では日本で簡単に予約を済ませることができるので、海外旅行時の移動手段一つとして利用するのはオススメです。
日本語で予約は完了できますが、現地営業所でのやり取りは英語なので多少の英単語は事前に知っていると良いでしょう。
疑問点や不明点があればお気軽にお尋ねください。
それでは、また。