カナダ

カナダのプリペイドSIM事情

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プリペイドsim

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こんにちは、えーきちです。

今回もカナダのSIMについての記事をまとめていきます。

本記事については「カナダのプリペイドSIMってどうなってるの?」「どこで買えるの?」「どういう風に使うの?」と疑問に感じている方々に向けて作成しました。

カナダでプリペイドSIMを選び、使用できるようになるまでのポイントをまとめていきますので、ご参照ください。

それではいきます!

カナダのプリペイドSIM紹介

プリペイドSIM
まず、「カナダってどんなプリペイドSIMがあるの?」「安いの高いのどっちなの?」って疑問に思いますよね?

実はカナダは日本以上にプリペイドSIMが充実しています。ですので、まず初めにカナダのプリペイドSIMを一挙紹介していきますね。

 

Fido


まずはFido。カナダNo.1のシェア率を誇る事業者であるRogersのサブブランド。

カナダ全土にネットワークを持つため、カナダ国内の主要都市では大体接続可能。※各準州では接続しづらいです。

 

Koodo Mobile

koodo mobile
カナダで2番目に大きい事業者
Telusのサブブランド。

時々、他社が真似できないような格安プランを打ち出してくることがあります。※Fido同様、カナダ国内主要都市で接続可能。

 

Virgin Mobile

virgin mobile
カナダで3番目に大きい事業者
Bellのサブブランド。

ネットワークの接続範囲・領域に関してはTelusとほとんど同じです。※上記2社と同様に、カナダ国内主要都市で接続可能。

 

Chatr Mobile

chatr
カナダNo.1のRogersのプリペイド専門ブランド。

2016年に大人気ブランドであったMobilicityを吸収し、勢力を大きく伸ばしているブランド。カナダ国内主要都市で接続可能。

 

Public Mobile

Public mobile
Telusのプリペイド専門ブランド。

プリペイドSIMブランドの中では、最安値で購入することが出来ていたが、直近にいくつかのプランで値上げを実施。カナダ国内主要都市で接続可能。

 

Lucky Mobile

lucky mobile
Bellのプリペイド専門ブランド。

設立まもないブランドであり、機能面の充実は順次行われていく様子。

上記競合2社と比べ、どの辺りにアドバンテージを取れるのかが今後の注目ポイントです。BC州、オンタリオ州、アルバータ州のみ利用可能。

 

7-Eleven Speak Out

7eleven
アメリカ発のブランド。

アメリカでのネットワーク接続範囲は広いですが、カナダでの接続状況は上記3大ブランドに劣ります。(Rogersネットワークを使用)

また、不明瞭な料金システム(30$データパックを購入したが、利用するのに追加料金が必要だった)との情報も寄せられています。

 

Petro Canada Mobility

petro-canada
歴史は古く2006年よりプリペイドSIMを販売している老舗ブランド。Rogersのネットワークを利用しています。

ユーザーからの不満も多くはなく、利用料金も高くなく安くなくなため、良くも悪くも「普通」なブランドの印象。
データを使用しない場合、(電話、テキストのみ)安いのでオススメです。

 

Phone Box

phonebox
2011年創業のブランド。
日本人には一番馴染みやすいブランドかもしれません。

カナダ国内主要都市および東京に店舗あり。Webサイトも日本語対応しており、Webからの購入も可能。時間はかかりますが、日本でSIMを受け取ることも可能です。

【その他SIMに関しての補足】
WIND Mobile:Freedom Mobileと統合したため、現在はありません。
ちなみにFreedom MobileはプリペイドSIMを展開していません。

 

プリペイドSIMの売ってる場所って?

販売店
通信事情がこれだけ発展しているカナダなので、プリペイドSIMも街の様々な場所で購入することが出来ます。

主に以下の場所で購入可能です。

  • コンビニ
  • ドラッグストア
  • 各キャリアの店舗
  • 街の電気屋さん

ただし、コンビニやドラッグストアによっては取扱ブランドが異なる場合があるので、確実に購入が出来るのは各キャリア店舗になります。

また、キャリアによってはWEBサイトからのお申込みも可能です。(Amazonでも手に入ります。最下部でオススメSIMのリンクもしています。)

 

プリペイドSIMの購入方法

プリペイドSIMで携帯を使うには2種類のカードを購入する必要があります。

  • プリペイドSIMカード
  • トップアップカード(Top-up Card)

簡単に言えばプリペイドSIMカードはその言葉のまま、前払い制の土台となるSIMカードで、そこにチャージしていくのが、トップアップカードです。

日本のコンビニで売ってるAmazonや楽天カードのようなものですね。(Amazon5,000円分ギフトカードとか見かけたことありますよね?)

ですので、どちらも購入する必要があります。

キャリア店舗で購入する場合、トップアップカードは必要ありません

各トップアップカードには裏面に、カードNoおよびIDが記されています。こちらを自身のキャリアアカウントにて追加、もしくは電話での追加を行うことで金額分がチャージされることとなります。

やり方については各キャリアにより異なりますので、購入先スタッフに確認するのが良いでしょう。

 

プリペイドSIMを購入する前に

プリペイドSIMを購入する前に、まずはお使いのスマホの周波数を確認しましょう

SIMフリースマホでも、機種によってはカナダの周波数に対応していないためにカナダで利用ができない機種もあります。

ご自身のスマホの対応周波数と、検討している事業者が持つ周波数が合致していれば利用可能です。

周波数の確認方法と事業者ごとの周波数一覧は以下記事にまとめていますので、ご参照ください。

 

プリペイドSIMの選び方

利用するプリペイドSIMのキャリア選びにあたって、
難しいのがどのキャリアのどのプランを選ぶかになります。

実はプリペイドSIMのパック内容は日本以上に細かく複雑です。例えば、「データ通信は出来るけども、電話は出来ないパック」「電話やテキストメッセージ(SMS)は使い放題だけどデータ通信が出来ない」など、用途に応じて様々なパックが用意されています。

単純な値段比較で選ぶのは難しいのですが、選ぶポイントは、譲れない内容だけを見た時にベストな選択が良いかと思います。

例えば私の場合、電話などはSNSやアプリを使えるので、データ通信を最も安く使えるキャリアのプリペイドSIMを購入して使ったりしています。

とはいえ、比較がないとなんとも選択が難しいと思いますので、以下に各キャリアの最安プランでの料金比較表を作成したのでご覧ください。

 

各キャリア料金比較

比較
さて、このままでは各社の違いが対して分からないので最安プランで比較してみましょう。※横にスクロールできます。

最安プラン SMS送信 電話 データ通信
Fido 10.75$/30日 50回まで無料 50分まで無料
(追加0.45$/分)
なし
※オプションあり
(100MB/10$/)
Koodo 15$/30日 無制限 なし
※オプションあり
(5$/25分)
なし
※オプションあり
(100MB/10$/)
Virgin 15$/30日 0.3$/回 50分まで無料
(追加0.3$/分)
1$/10MB
Chatr 20$/30日 0.25$/回 無制限
(特定エリアのみ)
なし
Public 35$/30日 無制限 なし 1GB込み
Lucky 20$/30日 なし 無制限
(特定エリアのみ)
なし
7 Eleven 20$/30日 無制限 100分まで無料
(追加0.3$/分)
なし
※オプションあり
(100MB/10$)
Petro Canada 15$/30日 0.1$/回 0.25$/分 なし
※オプションあり
(100MB/10$/)
Phone Box 25$/30日 無制限 無制限
(カナダ国内へのみ)
なし

※料金は変動する場合がございます。

上記表のように、キャリアによって特徴がかなり違います

データ通信ベースで選ぶ場合は、「Public Mobile」は魅力的ですし、逆にデータ通信は一切せず電話やSMSを中心に選ぶ場合は「7-Eleven speak out」「Fido」が優れています。

また、この表には載っていないですが、例えばデータ通信が入っていないキャリアのパックでも、値段の高いパックを選ぶとデータ通信が含まれることもあります。

キャリア毎にパッケージは複数用意されていますのでぜひ、各販売店で身比べてみて下さい。

上記表は各キャリアが用意している最安プラン(一部キャリアを除く)ですが、基本的に各社が打ち出している特色(データ通信多い、無制限電話、無制限テキストなど)が反映されていると見て頂いて問題ありません。

ですので、プリペイドSIMを選ばれる際には、譲れない部分の特色を備えたキャリア選択をされると良いでしょう。

 

個人的なオススメ

私個人のオススメのキャリアは「Fido」です。
データ通信重視の方にはぜひお勧めしたいですね。

理由はいくつかあるのですが、まずは母体がカナダNo.1のシェア率を持つRogersの子会社であること。

Rogersは、カナダ全土でのネットワークカバー率でみると、TelusuやBellに若干劣るのですが、7-Eleven speak outやPetro canadaがTeles/Bellではなく、Rogersのネットワークを利用している観点からRogersネットワークの優位性が図れます。(個別ネットワーク数ではRogersが最大)

※ネットワークカバー率については以下記事に記載しています。

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またオプションによって、アメリカ中米エリアヨーロッパエリアでも使用することが出来るようになります。

他キャリアでもオプションでアメリカ使用が可能になったりはしますが、対応可能域がここまで広いのはFidoだけです。※カナダから他地域へ旅行に行かれる方にはオススメ。

以下より日本でもFidoのプリペイドSIMが購入可能です。

※2021年現在、販売停止しています。

次いでオススメの「LUCKY MOBILE」をご利用ください!

以上になります。
カナダでプリペイドSIMを選ぶ際には、ぜひ参考にしてみてください。

ではまた。

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