メキシコシティ

太陽のピラミッドのまとめ

※アフィリエイト広告を利用しています。

太陽のピラミッド

https://flying-traveler.com

こんにちは、えーきちです。

本記事では「太陽のピラミッド」についての情報をまとめていきます。

起源や由来、見どころをまとめていますので、今後行かれる予定のある方はぜひ参考にしてみてください。

 

太陽のピラミッドの起源・由来について

起源
太陽のピラミッドはおよそ2世紀に建てられたと考えられているテオティワカン内で最大規模の建造物です。

メソアメリカ地域内においても最大規模の建造物の一つです。

死者の道に沿って、月のピラミッドとシウダデラ(城壁)の間に建っており、登頂できるピラミッドとしては世界最大級の大きさです。

今日では世界で3番目の大きさのピラミッドですが、高さはエジプトのギザのピラミッドの約半分ほどです。

名前の由来

名前の由来に関して、「太陽のピラミッド」はアステカ人によって付けられたものであり、当時のテオティワカン人によって呼ばれていた名前に関しては未だはっきりと分かっていません。

太陽のピラミッドの建築に関しては、2つのフェーズに分けて建築されており、最初のフェーズでは現在のサイズほぼ同じサイズまで建築され、第二フェーズでは幅が約225メートル、高さが約75メートルまで増築されたと言われています。

また第二フェーズでは、現在は無くなってしまいましたが、ピラミッドの頂点部分が作られました。
ピラミッド正面前部にある、階段の土台部分は3世紀初めに建築がされています。

かつて建築に携わったテオティワカン人は、隣国から輸入した石灰や石膏を用いて太陽のピラミッドを建築し、その際に、鮮やかな色の壁画も描かれていたのですが、現在ではその様子を確認することができません。

また当初、太陽のピラミッドはテオティワカン人の間で神を崇拝するためのものと考えられてきました。

しかし、この仮説を支持する証拠はほとんどなく、ピラミッド頂点の建造物の破壊(故意的に破壊されたのか、遺跡の考古学研究より前に自然の力で壊れたかは不明)は今のところ神に対するピラミッド崇拝の形成を妨害するためのものと考えられています。

 

太陽のピラミッドの構造

構造
太陽のピラミッドの構造はこのようになっています。

長さ:約220メートル
幅:約230メートル
高さ:約66メートル

太陽のピラミッドは人工トンネルの上に建てられ、ピラミッドの中心から6m下にある「洞窟」につながっています。

もともと、これは自然に形成された溶岩管であると考えられ、ナワ族の伝説によると、もしかしたらこの場所は人類の起源の場所であるチコモストク(アステカ神話において、ナワ族の先祖が滞在していたとされる7つの洞窟のある伝説上の土地)かもしれないと解釈されていました。

最近の発掘調査では、この空間は人工的に作られ、王室の墓の役割を果たしていた可能性があると唱えられています。

また最近、科学者たちはミューオン検出器を使ってピラミッド内部にある別の部屋を見つけようとしていますが、内部の盗難・荒しによって発見が困難になっています。

 

見どころ

見どころ
頂上まで登るのがかなりきついこの太陽のピラミッドですが(約250段)登りきった先から見渡せる景色が、一番の見どころとなります。

太陽のピラミッドを背にして、前方右手側には「月のピラミッド」が見えます。
さらに他の歴史的建造物も小さく映り、テオティワカン遺跡内を包括的に見渡すことが出来ます。

また、頂上付近は強烈なパワースポットとしても有名です。


その他、月のピラミッドに関しての記事もこちらにまとめていますので、併せてご参照ください。

-メキシコシティ
-, , , ,