こんにちは、えーきちです。
タイトル通りではありますが、バンクーバーで一番のWi-Fiスポットは「図書館」です。
本記事では図書館が一番である理由と、利用方法をまとめていきます。
ぜひご参照ください。
バンクーバーのWi-Fiスポット
「Wi-Fi大国」と言われる通り、バンクーバーでは街中のいたる所にフリーWi-Fiスポットがあります。
日本とは比にならない位どこでもWi-Fiが活用できるので、正直カナダ滞在中はSIMを買う必要はないかもと思えるほどです。
そんなバンクーバーでは、主に下記のような場所でフリーでWi-Fiを使えます。
- レストラン
- カフェ
- 図書館
- スーパー
- ストリート
- 空港…etc
満遍なく様々な場所で使えるので、Wi-Fiを探しながら道を歩けばどこかで接続できます。
図書館が一番良い理由
これだけバンクーバーにはWi-Fiを使えるところが多いですが、その中でも私は「図書館」が一番だと思います。
では、「図書館」とそれ以外の場所でどのような違いがあるのかを見ていきます。
まずは図書館以外の場所でのWi-Fi利用メリット・デメリットをまとめます。
【図書館以外の場所でのWi-Fi利用メリット・デメリット】
メリット | デメリット | |
気軽に誰でも利用できる | セキュリティ不安 | 席が混雑してる場合あり |
アドレス登録等が必須ではないことが多い | 接続が不安定 | 充電ができないことがある |
長時間利用も可能な場合が多い | 時間制限がある場合あり | 周りがうるさい(カフェなど) |
などなどです。
メリットも多いですが、デメリットの方が目立ちます。もちろんあくまで私の主観ですので、感じ方は人により異なるとは思いますが…
メリット①
気軽に誰でも利用できる点はメリットになります。
スタバやティムホートンなどのチェーン店で気軽に使えるので、利便性は非常に高いです。
突然データ通信容量をオーバーしても問題ありません。近くのカフェでWi-Fiを利用できます。
メリット②
こちらも特徴的なメリットで、アドレス登録等不要で使用できることが多いです。
日本の場合、利用前にアドレスを登録したりSNSログインを求められたりしますが、バンクーバーではボタン一つでWi-Fiを気軽に使えます。
それぞれのWi-Fiに接続後に規約同意のボタン一つですぐに使えることが多いので便利です。
メリット③
時間無制限で使用できるWi-Fiを提供している場所もあります。レストランやストリートなどで無制限に利用ができます。
以上がメリット面ですが、メリット以上に目立つデメリットが以下です。
デメリット①
気軽に誰でも利用できる分、セキュリティは非常に弱いです。
個人情報のハッキングなど行われかねない環境ではあるので、大事なデータの入力などは行わない方が無難です。
デメリット②
不特定多数の多くの方が同時に利用するので、Wi-Fi接続が不安定です。
サクサクで読み込みスピードが速いと言われるスタバでさえも、店舗によっては頻繁に通信が途切れます。
デメリット③
こちらはカフェなどで多いですが、利用時間の制限を行っているカフェがあります。
その場合、指定制限時間を過ぎると通信が途切れます。ですが、ほとんどの場合で再接続が可能です。
デメリット④
特にスタバがそうですが、どの時間帯でも混雑していて席がないという事があります。
その場合は立ちながらであれば可能ですが、ゆっくりと各デバイスを使用することが難しくなります。
デメリット⑤
店舗によってはコンセントがないことがあります。
また、コンセントは付いていてもすでに利用者がいたりなど、PCを使う方にとっては非常に大事な問題となります。
デメリット⑥
ノマドなど長時間利用者にとっては、こちらもセンシティブな問題です。
バンクーバーのカフェでは、おばちゃんグループの井戸端会議やおじちゃんの井戸端会議、学生の宿題会などをよく目にします。
もちろん声が大きいので、日本のカフェ以上に賑わっています。
以上を踏まえて、続いては図書館利用のメリット・デメリットをまとめていきます。
図書館のメリット
- 充電席あり(混む場合あり)
- 周りが静か
- 時間無制限でWi-Fi利用可
- 接続不安定はほぼなし
- 個別デスクあり
- 長時間利用可能
- 利用料無料
このような感じです。
図書館のメリットに関しては、図書館以外の場所のWi-Fi利用デメリットを全て埋めるような点となります。
もともと図書館は勉強や調べものを快適にできるように造られていますので、そこにPCも快適に使用できる環境が整ったら完璧なわけですよ。
ノマドやWi-Fiを使用するためにカフェやレストランを利用する方は非常に多いです。
ですが、定期的に利用するとなると飲食代がかさみますので、無料利用できる図書館はさらにアドバンテージなわけです。
家にいるのとあまり変わらない環境下で仕事ができます。
また、図書館以外の場所のWi-Fi利用メリットとして、「①気軽に誰でも利用できる」「②アドレス登録等必須でないことが多い」「③長時間利用も可能な場合が多い」を挙げました。
このうち「②アドレス登録等必須でないことが多い」以外は、図書館にも備わっているメリットになります。
それに対して、図書館のデメリットは以下通りです。
目立つデメリットは店舗の少なさと図書館カードの発行でしょうか。
バンクーバーには「Vancouver Public Library」(通称:VPL)と呼ばれる図書館がバンクーバーの中心エリアに21店舗あります。
以下はVPL各店舗の所在地の詳細になります。
カフェは街のいたるところにありますが、カフェに比べるとそこまで店舗数が多くないのが図書館のデメリットになります。
また、VPLはリッチモンドやバーナビー、コキットラム、サレーなどのエリアにはありません。
これらのエリアではそれぞれの公共図書館を利用できます。
【リッチモンド】
Richmond Public Library(6店舗)
【バーナビー】
Burnaby Public Library(4店舗)
【コキットラム】
Coquitlam Public Library(2店舗)
【サレー】
Surrey Libraries(9店舗)
デメリットの一つに図書館カードの発行を挙げていますが、実はそこまでデメリットではありません。
カード発行に際して多少の手続きが必要で、気軽にWi-Fiを利用できるカフェやレストランに比べるとデメリットですが、全く大変ではありません。
また、図書館Wi-Fiは「カード保持者のみ利用できる」ので、利用者数も多くなく、回線が混雑しない点はメリットになります。
カードの作り方は次の項目でまとめていきます。
このように、図書館利用は多少のデメリットがあるものの、それを上回るメリットがあります。
長期的にもしくは定期的にWi-Fiを利用する方であれば、図書館を利用するのがコスト的に一番良い方法です。
もちろん短期利用やちょっとした調べもののためにWi-Fiを使う場合でも、近くに図書館があればそちらを利用するのが間違いありません。
図書館カードの作り方
バンクーバーで快適にWi-Fiを利用するためには、まずは図書館カードを作りましょう。
ここではVPLでの図書館カードの作り方を紹介していきます。
VPLの図書館カードを作るには、まず21か所のVPLのどこかの店舗へ赴きましょう。いずれの店舗でも作成できます。
注意!バンクーバー市に在住していない方はカードを作ることができません。本カードはバンクーバー在住者用のカードです。
※ただし、旅行者でも発行してもらう手段はあります。
図書館カードを作成するのに必要な書類は以下の通りです。
①身分証明書
②現住所が確認できるもの
カナダ政府発行の身分証明書(運転免許証やBCIDなど)を持っている場合は、その1枚で問題ないです。ですが、それ以外の方は自身の身分確認ができる物とバンクーバーの住所が記載してある書類の提出が必要です。
私の場合は、パスポートとホームステイ先の住所が記載されているレターを提出して、カードを作成しました。
自身の名前とバンクーバー住所が併せて確認できるものであれば良いので、タックスリターンの書類等でも大丈夫ですよ。
旅行者でもカードを作るには
旅行者は「ビジターカード」というカードを作る事ができます。こちら有料のカードにはなるのですが、90日間図書館Wi-Fiや各書籍などレンタルができるカードです。
料金は30CAD(日本円:約2,421円)なので、短期旅行者には少々高くつくかもしれません。
ですが、毎日カフェでWi-Fiを使う方の場合、例えばスタバのSサイズのホットが一杯2.26CADなので、90日の間に14回以上カフェ利用をする方にとってはお得です。
VPL各店舗で作れるので、ぜひ作ってみてください。
まとめ
以上がバンクーバーのWi-Fiは図書館が一番良いと思う理由とまとめです。
短期滞在者は図書館カードを買うまでもないかもしれませんが、中長期で滞在される方には間違いなく図書館利用、カードの取得がオススメです。
各店舗で造りは異なりますが、「集中室」(一切しゃべってはいけない部屋)もあったりするので、仕事には最適です。
また、ちょっとした調べものなどもスマホを使わず備え付けのPCでも行えるので、データ容量の心配無用です。
ぜひ利用してみてください。
それでは、また。