グアナファト

ミイラ博物館のあれこれ。展示・行き方説明などなど

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モミアス

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こんにちは、えーきちです。

本記事ではグアナファトの観光名所の一つ「ミイラ博物館」について、どのような場所なのか、どのように行くのかなどなどをまとめました。

 

ミイラ博物館とは

ミイラ博物館
ミイラ博物館とは、グアナファトにあるミイラのみを展示した博物館です。

この博物館のミイラは、グアナファトの乾燥した気候や、酸素・湿気の循環の少ないこの地域や土壌により、自然に作り上げられてきました。

メキシコでは死者のための墓地を継続的に利用するには埋蔵権が必要であり、利用を放棄した場合、墓地は掘り起こされ、質・状態の良いミイラはこの「ミイラ博物館」へと運ばれていきます。

当時ミイラ博物館が出来たきっかけも、こうした墓地利用と深い関わりがあります。

【ミイラ博物館のストーリー】

ミイラ博物館設立当初のストーリーとしては、1865年にリロイ博士という人物がいました。

彼はメキシコに親戚が1人もおらず、亡くなった後に墓地の埋葬料を支払う人間が周囲に誰もいませんでした。そのため彼の亡骸は掘り起こされ、特定の場所に移されるのではなく、カタコンベ(地下の共同墓地のような所)に移されました。

彼の遺体をカタコンベへ移した時に、他の亡骸がかなり良い状態で保存されていることが分かります。
それから、カタコンベの亡骸を少しずつ亡骸を移していった結果、ミイラ博物館が出来ていきました。

こうして運ばれてきた1870~1984年までの様々な年齢のミイラを、現在この博物館では57体閲覧することができます。

 

ミイラ博物館の内部構造

内部構造
ミイラ博物館内部は基本的には「展示エリア」「写真エリア(ミイラと撮る)」に分かれており、別途でお土産屋さんがあります。

展示エリアについては、カテゴリごとに分類付けがされており、様々なミイラがその歴史や意味・背景別にカテゴリ分けされ、展示されています。

写真エリアでは、このような感じでミイラと一緒に写真撮影をすることができます。
写真
棺の中に入れるようになっていますので、隣の棺のミイラと並んで写真を撮りましょう。

▼他にはこんなのもあります。
ミイラ写真
こちらでは、ベンチに座っているミイラと共に写真を撮っていきます。

展示エリアの様子は次で触れていきます。

 

ミイラ博物館の展示内容

展示内容
展示エリア内で分かれている各カテゴリやその内容について紹介していきます。

①プロジェクションルーム

ミイラ博物館を訪れると、まず案内されるのがこの部屋になります。

この部屋では博物館の紹介映像を見ます。

②芸術史

この部屋ではミイラ博物館の起源とグアナファトのミイラに関する重要な芸術家たちの作品について触れていきます。

③レクリエーションの起源

ここでは、19世紀後半からミイラ化した体をどのように再建していったのかを紹介・展示しています。

④死者の生い立ち

ここでは、これらのミイラの中で代表的な数人の歴史について紹介・説明をしています。

その中でもこのミイラは特に注目されることが多いです。
有名人

⑤小さな天使たち

ここは、このミイラ博物館の中でも最も印象深い展示の一つです。

リトルエンジェルの伝統による衣装をまとった子どもたちが展示されています。
子ども

 

生前の写真と共に子どもたちのミイラが展示されています。
子どもミイラたち

⑥イメージング

ここでは、男女のミイラ化した体についての研究において発見された、興味深い結果について紹介をしています。

⑦悲劇的な死

衝撃的な出来事により人生を失ってしまった方々のミイラをここで紹介しています。

⑧典型的な衣装

当時の典型的な衣装をまとったまま埋葬されたミイラが展示されてある歴史的な趣の深い部屋です。

⑨母と子

まぎれもなくこの博物館で最も大事な展示の一つがこれです。

世界で最も小さい、胎児のミイラが展示されています。

胎児のミイラはこちらです。
胎児のミイラ

⑩サンタポーラ

かつてのミイラ博物館のあった場所から現在のミイラ博物館に至る様子や、他の場所で発見されたミイラなどを展示しています。

⑪最後の部屋

改装前の全ての部屋の外観の様子を見ることが出来ます。

 

ミイラ博物館までの行き方

行き方
ミイラ博物館までの行き方ですが、バスが通っていますのでバスを利用するのが便利です。

ミイラ博物館住所

Museum of the Mummies of Guanajuato
住所:Explanada del Panteón Municipal s/n, Centro, 36000 Guanajuato, Gto., メキシコ

 

【バスでの行き方】
イダルゴ市場に面した大通り(ベニート・フアレス通り)上からミイラ博物館までのバスが出ています。(正確にはミイラ博物館近くに行くだけ)

イダルゴ市場を出て、ミイラ博物館方向へ向かっていくと「Momias」(ミイラの意)の標識が見えてきます。

▼こんな感じです。
momias

「Momias」の標識はいくつかありますので、それに沿って進むとバス停に到着します。

▼分かりづらいですが、以下の写真でバスが止まっている所がバス停です。
バス停
奥に小さく見えているのがバスです。見えづらいですが…笑

このバスに乗っていき「Momias」の停留所で降りて、歩いてミイラ博物館まで向かいましょう。
バスの利用料金は6ペソ(日本円:約30円)です。

バスを降りてからもミイラ博物館までは「Momias」までを示す矢印が出ていますので、矢印に沿って進めば、ミイラ博物館に到着できます。

 

ミイラ博物館の入場料・営業時間

営業時間

【営業時間】
月~木曜日:9:00~18:00
金~日曜日:9:00~18:30

【入場料】
基本料金:60ペソ(日本円:約300円)

※以下に該当する方もしくは該当事象には料金が変更・別途必要となります。

  • 生徒および先生(資格証明必要):40ペソ(日本円:約200円)
  • 60歳以上で事前に公認を得ている方:19ペソ(日本円:約135円)
  • グアナファト市の住民で事前に公認を得ている方:19ペソ(日本円:約135円)
  • 120cm以上の子ども:40ペソ(日本円:約200円)
  • ナイトツアーの一般入場料:164ペソ(日本円:約820円)
  • カメラの利用:23ペソ(日本円:約115円)
  • プロのカメラ撮影の許可:1,755ペソ(日本円:約8,775円)
  • 訪問者の主催主:19ペソ(日本円:約135円)
  • 月額料金・以前に公認を得ていた方:250ペソ(日本円:約1,250円)
    ※120cm未満の子どもおよび障害のある方は無料です。

まとめ

以上になります。

ミイラ博物館自体はそこまで大きい建物ではないので、30分程あれば全体を見て回ることができます。

グアナファトへ訪れた際には、一番有名な名所の一つでもあるのでぜひ訪れてみてください。

また、グアナファトに関してのまとめ記事はこちらをご参考ください。

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それでは、また。

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