こんにちは、えーきちです。
本記事は「三輪山」や「薬井戸」がある場所でおなじみの「大神神社(おおみわじんじゃ)」のまとめ記事になります。
大神神社の概要や、特徴、行き方などをまとめていきます。ぜひご参照ください。
目次
大神神社概要
大神神社は古くは「古事記」や「日本書紀」に創祀にまつわる伝承が残されていることから、非常に格式高く由緒深い社です。
ご祭神は「大物主大神」で、「国作りの神」「蛇神」と言われています。
「大物主大神(おおものぬしのおおかみ)」は神階(神道の神に授けられる位階)正一位の位を授かっています。
これは神階における最上位の位ですので、この事からも大神神社の格式がいかに高いかが分かる事かと思います。(ちなみに位階を超越した神は全国に3柱、つまり大物主大神を超越した位階を授けられた神が3柱)
古くより、大物主大神は三輪山に鎮まっているため、大神神社の参拝様式も本殿を設けず、直接三輪山へ祈りを捧げる様式となっています。
これは神社の社殿が成立する以前の神祀りの様であり、その様式から日本最古の神社と言われています。
また大神神社は「大神」の名前の通り、古来より「神様の中の大神様」として崇められてきました。
第十代崇神天皇の時代には「国造り神」「国家の守護神」として篤く祀まつられていたことから、国家的な大神であったことが分かります。
大神神社のご利益
大神神社の御利益に関してですが、まずはご祭神のおさらいです。
【ご祭神】
大物主大神
【配神】
大己貴神(おおなむちのかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)
ご祭神は「国作りの神」大物主大神です。
そのためご利益は国に関して、ひいては世の中の人々の幸福につながるもの、病気平癒、願望成就、縁結び、交通安全、開運などの生活に根付く様々な事に対してあります。
また、あらゆる願い事が叶いやすいとも言われています。
大神神社の摂社
これだけ大きな神社ですので、摂末社もかなり多くあります。
- 高宮社
- 活日神社
- 磐座神社
- 狭井坐大神荒魂神社
- 市杵島姫神社
- 貴船神社
- 檜原神社
- 豊鍬入姫宮
- 富士社
- 厳島社
- 神御前神社
- 綱越神社
- 大直禰子神社
- 御誕生所社
- 琴平社
- 久延彦社
- 祓戸社
- 御炊社
- 神宝社
- 天皇社
- 神座日向神社
- 大行事社
- 春日社
- 事比良神社
- 成願稲荷社
- 八阪社
- 大峯社
- 賃長社
- 金比羅社
- 金拆神社
- 天宮社
- 神室社
- 玉列神社
- 金山彦社
- 猿田彦社
- 愛宕社
- 率川坐大神御子神社
- 率川阿波神社
- 住吉社
これだけの数の摂末社があります。
その中で大神神社拝殿周辺にある神社を、いくつか写真付きで紹介していきます。
祓戸神社
大神神社、二の鳥居から入って最初に目にする神社がこの祓戸神社です。
名前の通り、身心の穢れを払ってくれる神社ですので、まずはここでお参りをしましょう。
▼賽銭箱前
この先の神社でよく目にするのがこの光景です。賽銭箱前に供えられた酒や卵。
大神神社のご祭神は「蛇の神」ですので、そのお供えという事です。
狭井神社
大神神社の摂社としては一番有名かつ格式高いのが狭井神社です。
三輪山への登山口でもあり、万病に効く湧き水「くすり井戸」がある場所としても有名です。
大神神社参拝の際は、狭井神社に訪れない選択肢はありません。
狭井神社の概要、詳細や行き方は以下別記事にまとめています。 続きを見る
万病に効く御神水の湧き出る神社「狭井神社」の概要まとめ
休憩所
大神神社の摂末社とは関係ないですが、大神神社内の休憩所も紹介です。
この休憩所は大神神社の拝殿から狭井神社へ向かう途中にあります。
中は意外と広い作りになっています。
休憩所ですが、軽食などは食べられません。自動販売機が置いてあるのみです。
自動販売機は飲み物以外に、アイスやカロリーメイトなどの販売機も置いてありますので、小腹が空いている場合はそれで満たしましょう。
また、この休憩所ではお土産用の三輪そうめん(にゅうめん)が購入できます。
三輪駅近くのお店やお土産屋でも購入できますが、面倒な方は、ここでお土産用の三輪そうめんを購入してしまうのも良いでしょう。
磐座神社
大神神社の配神である「少彦名神」を祀った神社が「磐座神社」です。
狭井神社へ向かう途中にあり、「薬の神様」として信仰されています。
久延彦神社
「学問の神様」である「久延毘古命」を祀っているのが久延彦神社です。
今日では「学問・試験合格」にも御利益があることから、入試前の学生だけでなく、就職活動を控える学生にも信仰されています。
三輪山登山に関して
大神神社へ来る方の目的の大半がこの「三輪山」でしょう。
ご祭神である「大物主大神」が住んでいる神山であり、大神神社のシンボルであり、強烈なパワースポットでもあります。
通常は「三輪山に呼ばれたため登る」という方が多く、山内で不思議な体験があったと報告されることが多くあります。
通常の山と異なり、本殿を設けない大神神社の本殿の代わりがこの山ですので、非常に神聖な場所です。
そのため、登拝には注意事項や規則が多くあり、敬虔な気持ちを持って参拝に訪れなければいけません。
三輪山に関しては概要や参拝方法、諸注意などを別記事でまとめています。こちらをご参照ください。 続きを見る
神の山「三輪山」登拝で強烈なパワーを体感せよ!
大神神社のお守り類
大神神社で買うことができる御守やお札を紹介していきます。※全種類ではありません。
- 招福えと守:500円
- 昇運えと守:1,000円
- 御朱印帳:2,000円
- お清めのお砂:1,000円
- 開運カード御守:1,000円
- 源気うさぎ守:1,000円
- 習学絵馬:500円
- なで守:1,000円
- 方除卯杖守:1,000円
- 福卯槌守:1,000円
- 土鈴:500円
- 子持勾玉腕輪守:3,000円
- 福寿勾玉腕輪守:1,000円
- 子持勾玉守【根付・首飾】:1,000円
- 本社神符:1,000円
- 三宝荒神神符:1,000円
- 神宮大麻:800円
- お札たて:1,000円
- 赤御幣:500円
- 赤御幣立:500円
- 本社御守:1,000円
- 子供守:1,000円
- 交通守:1,000円
- キーホルダー守:1,000円
- ステッカー:200円
- 追突防止【大】:1,000円
- 追突防止【小】:500円
- エンブレム:1,000円
- 自転車バイク守:500円
- 健康守:1,000円
- 病平守:1,000円
- 安産守:1,000円
- 御幣守:1,000円
- みわ鈴守:1,000円
- 祓守:1,000円
- 伊勢神宮・大神神社神符セット:1,800円
- 龍馬鈴守:1,000円
- 開運厄除守:500円
- 縁結うさぎ守:1,000円
- 芸能守:1,000円
また、各摂末社でもそれぞれ独自のお守り類を販売していることがあります。
その他、季節限定の品などもありますので、詳細は大神神社Webサイトもしくは大神神社にて確認してみてください。
お守り類の郵送に関して
やむを得ない事情で、神社に訪れることができない方向けには、郵送でのお札や御守類を購入することも可能なようです。
手続きや料金に関しては、直接のお問合せが必要です。
▼お問合せ先▼
〒633-8538 奈良県桜井市三輪1422 大神神社社務所 祭務部
TEL:0744(42)6633 FAX:0744(42)0381
大神神社内の開閉門時間
【大神神社内参拝】
終日開放
【授与所】
9:00~17:00 (12~2月の期間は9:00~16:30まで)
【三輪山登拝】
9:00~14:00 (14時を過ぎると受付できなくなります。)
→16時までの下山必須
大神神社へのアクセス
大神神社へのアクセス方法を紹介します。
まず、以下は大神神社の住所になります。
▼大神神社の住所
〒633-8538 奈良県桜井市三輪1422
JR奈良駅から電車の場合
桜井線「三輪」駅下車のち徒歩6分 (総所要時間:33分)
近鉄奈良駅から
JR奈良駅まで徒歩(およそ12分)→桜井線「三輪」駅下車のち徒歩6分 (総所要時間:45分)
JR奈良駅付近から車の場合
①県道754号 まで進む→井上町まで進む→古市町まで進む→国道169号を進み、県道51号と国道169号から桜井市 大字三輪まで行く→大神神社(所要時間:35~55分)
②古市町まで進む→桜井市 大字三輪の県道238号まで国道169号を進む→目的地まで県道238号を進む→大神神社(所要時間:35~60分)
近鉄奈良駅付近から車の場合
①窪之庄町の県道187号まで国道169号を進む→天理市 成願寺町まで進む→桜井市 大字三輪まで国道169号を進む→目的地まで県道238号を進む→大神神社(所要時間:35~55分)
三輪駅からの行き方
三輪駅から徒歩5分ほどですが、順路を写真付きで説明します。
▼三輪駅出てすぐ正面
三輪駅を出てすぐ正面の図です。
ここを真っ直ぐ進みましょう。
▼途中で見える大神神社の案内看板
先ほどの道を真っ直ぐ進むと、途中で大神神社の案内板があります。
これが見えたら、右折しましょう。
▼右折した図
右折した図です。
ここもつきあたりまで真っ直ぐ進みます。
▼見えてくる大神神社の案内板
先ほどの道をつきあたりまで進むと道路にでます。右手側に大神神社の鳥居が大きく見えるはずです。
それと同時に正面にこの案内板もあるので、あとは大神神社に向かって100m進むだけです。
駐車場について
大神神社訪問にあたって駐車場ですが、大神神社の駐車場は4か所あります。
①大鳥居北駐車場
②大鳥居南駐車場
③一の鳥居駐車場
④二の鳥居駐車場
いずれの駐車場も利用料無料です。
各駐車場の収容台数や場所などの情報は以下で説明しています。
①大鳥居北駐車場および②大鳥居南駐車場
こちらが大鳥居前の駐車場です。道路を挟んで北と南の駐車場になります。
駐車場名 | 神社まで | 営業時間 | トイレ | 駐車台数 |
① 大鳥居北駐車場 | 約15分 | 終日 | なし | 約100台 |
② 大鳥居南駐車場 | 約15分 | 終日 | あり | 約50台 |
大神神社までは少々遠い場所にあります。
③一の鳥居駐車場
こちらが一の鳥居駐車場になります。
参道前を歩けることや駐車キャパシティを考えると一番オススメの駐車場です。
駐車場名 | 神社まで | 営業時間 | トイレ | 駐車台数 |
③ 一の鳥居駐車場 | 約10分 | 終日 | 無し | 約150台 |
④二の鳥居駐車場
二の鳥居前(大神神社入口前)にあるのでが、二の鳥居駐車場です。
大神神社の目の前ですので、神社に一番近い駐車場になります。ですが、駐車台数は多くはありません。
駐車場名 | 神社まで | 営業時間 | トイレ | 駐車台数 |
④ 二の鳥居駐車場 | 約1分 | 終日 | あり | 約20台 |
※正月期間および毎月1日は駐車不可。
▼駐車場まとめ▼
駐車場名 | 神社まで | 営業時間 | トイレ | 駐車台数 |
① 大鳥居北駐車場 | 約15分 | 終日 | なし | 約100台 |
② 大鳥居南駐車場 | 約15分 | 終日 | あり | 約50台 |
③ 一の鳥居駐車場 | 約10分 | 終日 | なし | 約150台 |
④ 二の鳥居駐車場 | 約1分 | 終日 | あり | 約20台 |
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まとめ
以上が大神神社のまとめになります。
大神神社は格式高く、非常に大きな神社です。
定期的に通う方もいるほど、特別な神社であることは疑いようがありません。
その荘厳な雰囲気をぜひ体験してほしいと思います。
大神神社に関して、ご不明点やご質問があれば、ぜひお問合せください。
それでは、また。