サンクリストバル・デ・ラス・カサス

先住民族村サンファンチャムラの見どころまとめ

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サンファンチャムラ

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こんにちは、えーきちです。

今回はサンファンチャムラについて記事をまとめていきます。

サンクリストバル・デ・ラス・カサスから気軽に行くことができる村で、こちらに行く予定のある方やマヤ民族に興味を持っている方に向けて参考になればと思います。

本記事ではサンファンチャムラでの見どころを中心に、行事に合わせたオススメの訪問時期も紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

サンファンチャムラとは

教会
サン・クリストバル・デ・ラス・カサスから10㎞のところにある先住民の住む村がここ、サンファンチャムラです。

サンクリの街からはバスでおよそ25分。近場でかつ、古き良き先住民の文化を感じられるとして人気が高いです。

この街ではツォツィル系の先住民が暮らしています。
全人口が土着の民族の方々で、スペイン語とは別に先住民族の言語が今でも使われています。

この村に来る観光客の目的の多くは、最大の見どころ「魅力的な儀式」を見に来ています。

メキシコ国内ではもちろん、世界的に見てもとても不思議な儀式を行っていますので、後ほど「街の見どころ」で詳しく紹介していきます。

 

街の見どころ

街の見どころ
それでは、サンファンチャムラの街の見どころを紹介していきます。
全部で3つの紹介になりますが、全部を含めても一日で見て周ることができます。

 

1.商店

一つ目の紹介は「商店」(露店)になります。

サンファンチャムラにはメイン広場(教会)がありますが、コレクティボの到着場所(コレクティボでここへ来ます)から、このメイン広場まで、ずらりとお店が並んでいます。

下記のような感じです。

【露店イメージ】
露店イメージ
売っている物も食べ物から、飲み物、ちょっとした雑貨類やおみやげ物などいずれも非常に安価で購入できますので、気になるものがあればぜひ買ってみてください。

また、メイン広場内でも同様に露店が並んでいます。こちらでも食べ物、飲み物、日用品とあらゆる買い物ができます。

日曜日には、露店・商店ともに活発になるので、観光に訪れるなら、日曜日の観光がオススメです。

同様にメイン広場付近では商店を構えています。

【商店イメージ】
商店

商店では主に、民族衣装革製品民族小物などが売られています。

中でも様々な商店で目にするのが「白」シャツやブラウスでしょう。
サンファンチャムラに行けば、街行く住民の方が「白い」服装で着飾っている姿をたびたび目撃することになるかと思います。

白シャツや白ブラウスはこの地の名産であり、伝統着でもあります。羊毛でできており、値段も安く(日本円:約1,000円ほど)買えるので、自分用やお土産用にも良いです。

ツォツィル族の間では「白」シャツやブラウスは各々のステータスを表わし、しっかりとした縫製や厚みのある生地でできた白シャツやブラウスはステータスが高い(裕福)、逆に粗悪な品やペラペラ生地を着ている場合はステータスが低い(貧困)と見なされます。

そのため、原住民族の方でもそれぞれが少しずつ違う服装となっています。

 

2.教会

この街一番の見どころが、この「教会」です。

メイン広場前にあり、堂々と風格で構えています。
先の説明にあった「魅力的な儀式」はこの教会で行われます。

教会に入るには、入場チケットが必要なので、まずは入場チケットを購入しましょう。
教会入口左手奥に駐車場のようなスペースがあり、そこの受付でチケットを購入できます。

チケット料金25ペソ(日本円:約120円)
※2018年11月時点

チケットを買ったら、中に入る前にこの教会の珍しい部分をご紹介。
建物の壁が、全体的に緑色を多く装飾しているのが分るかと思います。壁に描かれている4つの十字架も緑色に色付けされています。

これは古来よりマヤ族が母なる地球とマヤの木への敬意を表して、建物の色を緑色に施しています。中に入っても緑色の多さが分かります。

それでは中に入ってみます。中に入ってみると、床に敷き詰められた大量の松の葉や漂う松脂の香り、何千本ものキャンドルから出てくる煙に圧倒されるかもしれません。さらに中では礼拝者がユニークなお祈りをしている不思議な光景を見ることができます。

また、壁には何体もの聖徒の像が飾られていますが、他の教会と異なる点は主祭壇にイエス像ではなく、サンファンが祭られていることです。さらにそこに信者用の席はなく、人々はみな床に座ってお祈りをします。

ポイント

ツォツィル族の間では教会に行く目的は「お祈り」ではなく「治癒」のためとなっています。通常の教会とは目的が異なるのです。

この時点でも異質な雰囲気ですが、さらに不思議と言われる所以はお祈りの儀式にあります。
お祈りは家族単位で固まり、儀式はシャーマンが執り行うのです。

ツォツィル族の信仰の中で、魂は13のパーツから出来ていると信じられています。
シャーマンは魂を回復させるという役割を持っているため、重病人や子どもたちへの儀式はシャーマンが執り行います。

彼らの教会に行く目的が「治癒」なので、このような儀式を日常で目にすることとなります。

儀式はまず床に、用意してきた松と炭酸ジュース(キリスト教の聖なる水を模倣しています)、ろうそくを置きます。

次にろうそくを点灯し、シャーマンは大声をあげながら十字架を描き、炭酸ジュースと彼らのお手製の飲み物を飲み、げっぷを吐き出します。

これはげっぷをすることで、悪霊を体外へ排出するという意味を持ち、魂の回復を意味します。

重病人への儀式の場合、生きている鶏を使う場合があります。重度の病気を持っている患者は魂の一部が欠けていると考えられ、それを取り戻すために鶏の命を捧げます。
そのため、鶏やその卵を患部に擦り付けた後、鶏を屠殺して生贄に捧げることで魂の回復を図ります。

こうしたユニークな儀式はカトリックとマヤの融合儀式と言われています。
1500年代のスペインの植民地時代に、スペイン人からの迫害を恐れたマヤ人たちがカトリックを一部受け入れることにより、カトリックとマヤの融合文化ができたと伝えられています。

今日まで残り続けたサンファンチャムラでのこうした儀式をヒスパニック系キリスト教と呼ぶこともあります。

 

3.キンタジムルク(Kinta-Jimultik)

最後に紹介するのが、サンファンチャムラのお祭り「キンタジムルク」です。

これは、サンファンチャムラの伝統的なお祭りで、年に1度、特定の5日間行われます。

サンクリストバル周辺の村の代表者が集まり、伝統服を着て街を練り歩いたりドラムとアコーディオンの伝統的な音楽に合わせて踊ったりします。

カーニバルは毎年、灰の水曜日の5日前より行われます。そこから灰の水曜日までの5日間の間、毎日行われる大掛かりなフェスティバルです。

灰の水曜日とは?

キリスト教の典礼暦年のうちの一日。通常は典礼が行われる。

サンファンチャムラにおいて、この儀式の重要性は非常に高く、事前準備には相当の時間をかけて行います。

また祭りを取り仕切る人物は,25年も前から前もって委託されるようです。

来年以降のキンタジムルクは以下の日程で開催される予定です。

【2020年】2月21日~
【2021年】2月12日~
※いずれもあくまで予定です。

ですので可能であれば、上記キンタジムルク開催日に行くことををオススメします。

そして、祭りのハイライトはズバリ「雄牛」です。500㎏もある雄牛がメイン広場の周りを3周周ります。およそ50頭近くの雄牛が広場近くを大挙している様子は圧巻です。

 

観光の注意点

注意点
観光に際しての注意点としては1点です。

それは、「写真撮影に気を付けること」です。

サンファンチャムラでは人や商店の商品の無許可での写真撮影は嫌がられます。撮影許可をもらって写真を撮る場合もお金を要求してくる場合があります。

これには古来よりマヤ族には「写真を撮ると魂の一部を抜き取られる」と信じられている背景があります。

観光客が増えたことや写真を撮られても害がないことが分かっている現在では、写真に対して多少の耐性が付いていますが、例えば子どもなどを写真に収めようとすると子どもの魂は壊れやすいという考え方から、カメラを壊される場合があります。

他のメキシコの都市とは異なり、サンファンチャムラは完全な原住民の村(全ての住民が土着の民族)なので、彼らの考え方やルールが独自に存在します。

同様の理由で、教会内でも完全に写真撮影が禁止されています。撮影を行った場合、有無を問わずカメラを壊される可能性もあります。

こうしたことことから、危険な目に遭わないためにも、この街での写真撮影に関しては、特に気を付けてください。

 

サンファンチャムラへの行き方

行き方
サンファンチャムラへはサンクリストバル・デ・ラス・カサスからコレクティボで移動します。

人数が集まり次第の出発になるので、運が悪いと長時間待たされることもあります。

コレクティボの出発場所ですが、以下が住所です。

住所

29240, Calle Honduras 15, Barrio de Mexicanos, 29240 San Cristóbal de las Casas, Chiapas, メキシコ

※Googleマップで正確な場所が出ない場合、「Colectivo San Juan Chamula」でマップ検索を行ってください。

念のため、乗り場入口の写真を記載致します。

【乗り場入口】
乗り場入口

【料金】
片道15ペソ(日本円:約75円)

およそ25分ほどで到着します。
帰りはサンファンチャムラでのバス降車場所から、サンクリストバル・デ・ラス・カサス行きが出ていますので、同様に乗って帰ることができます。

 

まとめ

以上がサンファンチャムラのまとめになります。

メキシコ国内でも特に原住民族の色の強い街ですので、一度は訪れてみることをオススメします。

サンファンチャムラには観光客用の宿泊施設はないので基本的には日帰りでの訪問になりますが、サンクリストバル・デ・ラス・カサスから距離も近いので、気に入れば何度も足を運べちゃいます。

時間があれば、ぜひフェスティバルの日に体験に訪れてみてください。

また、以下ではサンクリストバル・デ・ラス・カサスについて、オススメ観光スポットオススメ宿情報などをまとめています。併せてご参照ください。

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それでは、また。

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