こんにちは、えーきちです。
本記事では「太陽のピラミッド」についての情報をまとめていきます。
起源や由来、見どころをまとめていますので、今後行かれる予定のある方はぜひ参考にしてみてください。
【2026年10月 更新】
現在、太陽のピラミッドには登ることができません。最新の状況と、今の楽しみ方を追記しました。
太陽のピラミッドの起源・由来について
太陽のピラミッドはおよそ2世紀に建てられたと考えられているテオティワカン内で最大規模の建造物です。
メソアメリカ地域内においても最大規模の建造物の一つです。
死者の道に沿って、月のピラミッドとシウダデラ(城壁)の間に建っており、かつては登頂できるピラミッドとしては世界最大級と言われていました(現在は登頂禁止)。
今日では世界で3番目の大きさのピラミッドですが、高さはエジプトのギザのピラミッドの約半分ほどです。
名前の由来
名前の由来に関して、「太陽のピラミッド」はアステカ人によって付けられたものであり、当時のテオティワカン人によって呼ばれていた名前に関しては未だはっきりと分かっていません。
太陽のピラミッドの建築に関しては、2つのフェーズに分けて建築されており、最初のフェーズでは現在のサイズほぼ同じサイズまで建築され、第二フェーズでは幅が約225メートル、高さが約75メートルまで増築されたと言われています。
また第二フェーズでは、現在は無くなってしまいましたが、ピラミッドの頂点部分が作られました。
ピラミッド正面前部にある、階段の土台部分は3世紀初めに建築がされています。
かつて建築に携わったテオティワカン人は、隣国から輸入した石灰や石膏を用いて太陽のピラミッドを建築し、その際に、鮮やかな色の壁画も描かれていたのですが、現在ではその様子を確認することができません。
また当初、太陽のピラミッドはテオティワカン人の間で神を崇拝するためのものと考えられてきました。
しかし、この仮説を支持する証拠はほとんどなく、ピラミッド頂点の建造物の破壊(故意的に破壊されたのか、遺跡の考古学研究より前に自然の力で壊れたかは不明)は今のところ神に対するピラミッド崇拝の形成を妨害するためのものと考えられています。
太陽のピラミッドの構造
太陽のピラミッドの構造はこのようになっています。
長さ:約220メートル
幅:約230メートル
高さ:約66メートル
太陽のピラミッドは人工トンネルの上に建てられ、ピラミッドの中心から6m下にある「洞窟」につながっています。
もともと、これは自然に形成された溶岩管であると考えられ、ナワ族の伝説によると、もしかしたらこの場所は人類の起源の場所であるチコモストク(アステカ神話において、ナワ族の先祖が滞在していたとされる7つの洞窟のある伝説上の土地)かもしれないと解釈されていました。
最近の発掘調査では、この空間は人工的に作られ、王室の墓の役割を果たしていた可能性があると唱えられています。
また最近、科学者たちはミューオン検出器を使ってピラミッド内部にある別の部屋を見つけようとしていますが、内部の盗難・荒しによって発見が困難になっています。
現在は登れない!太陽のピラミッドの最新情報
以前は約250段の階段で頂上まで登ることができましたが、現在は太陽のピラミッドへの登頂が禁止されています。
2020年の新型コロナの流行をきっかけに登頂が禁止され、その後も遺跡の保護のために登れない状態が続いています。
2026年時点の状況
・太陽のピラミッド:登頂禁止(ふもとから見学)
・月のピラミッド:中腹まで登れる場合あり(予告なく中止されることもあります)
登れないのは残念ですが、ふもとから見上げる太陽のピラミッドも十分な迫力があります。
※遺跡の入場料は2026年時点で外国人210ペソです。状況は変わることがあるので、行く前に最新情報を確認してください。
見どころ
私が訪れた当時は、頂上まで登るのがかなりきつい(約250段)ものの、登りきった先から見渡せる景色が一番の見どころでした。
太陽のピラミッドを背にして、前方右手側には「月のピラミッド」が見え、テオティワカン遺跡内を包括的に見渡すことが出来ました。
また、頂上付近は強烈なパワースポットとしても有名です。
今、太陽のピラミッドを楽しむ方法
登れない今、太陽のピラミッドを楽しむ方法としては、次の3つがオススメです。
・月のピラミッドの中腹から眺める:死者の道と太陽のピラミッドを一望できます
・熱気球で上空から眺める:ピラミッドの全体像を見られるのは気球ならでは
・日本語ガイドと回る:歴史や構造の話を聞きながら見ると、ふもとからでも見え方が変わります
熱気球なら、太陽のピラミッドと月のピラミッドを上空から一望できます。日本語ガイドの遺跡観光が付いたツアーもあります。
▶テオティワカン熱気球+日本語ガイド遺跡観光ツアーの詳細を見る
日本語ガイドと一緒に、テオティワカン遺跡とメキシコシティの歴史地区、国立人類学博物館をまとめて回るツアーも人気です。
▶テオティワカン&歴史地区&人類学博物館ツアー(日本語ガイド)の詳細を見る
どのツアーも、催行日が近づくとキャンセル料がかかります。日程が決まってから、早めに予約しておくのがおすすめです。
テオティワカン遺跡全体の見どころや行き方、熱気球ツアーの比較は、以下の記事にまとめています。
その他、月のピラミッドに関しての記事もこちらにまとめていますので、併せてご参照ください。